アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

文京シビックホールでザ・菊之丞

2012-04-30 05:50:01 | 落語
さて、前進座のさん喬・喬太郎親子会がはねた後、小生は後楽園に向かった。そう、夜の部ではザ・菊之丞という会に行った。



 この会は、以前何度か菊之丞の会でご一緒させていただき、知り合いとなった方が席亭となっていたが、それとは知らず、別途席を押さえていた。
 ということで、前から三列目といういい席で聞くことができた。さて、さっそく開演。開口一番はまめ緑。花緑の弟子で、女流だが、声が元気でいい。

 「寿限無」だったが、考えてみれば久しぶりに聞いたぞ、って感じ。なんかこのところ、前座というと、子ほめか真田小僧ばかりな感じ・・・
 そして続いてきたのが、馬治。声はいいんだが、やたらと身体が前後にゆれるのが気になる。といいつつ始めたネタは「強情灸」最近、珍しいかも。



 そして、お待ちかね菊之丞の登場。一席目は・・・えっ、「子別れ」?しかも、最近めったに聞けない上を始めた。
 まさか・・・このまんま、下までやるのか?と気になったところで、噺を切り、続きはWEBで・・・ではなく、続きは中入り後でと。

 ふふーん、一人リレー落語か。といいつつ、確か中入り後は小せんが出てくるはずだが・・・と。当然その通り、小せんが登場。
 子別れの間で、ヒザみたいなノリでやりにくい、なんて言いながら始めたネタは「あくび指南」だった。小せんも声がいいので聞きやすい。

 そして、最後に菊之丞の登場。「子別れの下」を始める。さすがに中ははしょっていた。そして、その演出は・・・ちょいとひねっていたが。
 うーん、もしかして菊之丞自身としては、辛い出来だったかも知れない。なにかノリが悪いのか、変ないい間違いも何度かあったし、子供の演出も失礼ながら、消化しきれていない感じだった。

 とはいえ菊之丞のこと、次にはまたしっかり作ってくるはず。まだネタおろしに近い状態なのかも知れない。
 それにしても、昼の会から通算して11席の落語はさすがに疲れたぞ。って言いつつ、翌日もまた落語会に行く予定にしている小生であった。
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