すでに日本でも新型AクラスのテレビCMが流れているが、以前の記事でも紹介したように本国ではAクラスセダンもリリースされている。
そんな中、予想通り10月2日、フランスはパリで開幕したパリモーターショーにおいて、新型「メルセデス・ベンツBクラス」が公開されたという。
まずは写真から見てみよう。先代のBクラスは高さ1550mmのトールボーイのスタイルで、ずんぐりとしたボディながら、その分ユーティリティに優れていた。
新型Bクラスは、よりスポーティになったルックスとアジリティを追求したハンドリング、そして快適性の高さをセリングポイントとしていると。
確かに写真を見る限り、なかなか精悍な雰囲気になっているし、トップ写真で見る限り、なかなかスマートに見える。
このスタイルは空力性能にも貢献しているようで、ダイナミックなスタイリングと共に燃費にも影響する空力性能は、Cd値0.24と現行モデル(0.25)よりさらに向上したという。
となると、気になるのが室内のスペースなどだが、最大で1,540リッターのラゲッジスペースを持ち、定評のあるユーティリティの高さも健在という。
もちろん、座席の方もベースとなる「Aクラス」に対し、着座位置が90mm高いため、よりリラックスしてドライビングできることも魅力となると。
インテリアはフードレスの大型液晶パネルを2枚組み合わせたインパネやタービンスタイルのエアベントなど、最新メルセデスのインターフェイスが用いられている。
ナビと連動し500m先の路面状況を予測してスピードをコントロールする「アクティブ・ディスタンス・アシスト・ディストロニック」などフラッグシップセダン「Sクラス」譲りの運転支援装置が装備されるというから、これは魅力的だ。
運転支援の流れはもはや当たり前になりつつあるが、Mercedesにぬかりなしってか。
さて、気になるエンジンだが、本国では1.5リッターと2.0リッターのディーゼルも用意されているという。
日本市場への導入は未定だが、ぜひ導入してほしいところである。このモデルはスピード命ではなく、家族で大荷物を積んでドライブに出掛けることを想定しているだろうから、ディーゼルの太いトルクこそがベストマッチだろうなあと。
さて、これでAとAクラスセダン、そしてBときたので、残るはSUV系とシューティングブレークだ。
なんかワクワクしてきたぞ・・・って、また冷やかしかよって。
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