麺屋庄太で家系ラーメン

ちょっと前の記事で、練馬駅隣接の「神兵衛」を紹介した。その折、隣に家系のラーメン屋があることに気付いたと記しておいたが、ジャーナリストとしてはまずは取材を・・・とばかりに先日訪問してきた。

 

　それが今日紹介する麺屋「庄太」である。入店するとまずは・・・と食券機に。家系らーめんには並と大があったので、当然小生は並を・・・

　食券を出すと、家系ならば当然味の好みを聞かれるはず・・・と思ったら、何も聞かれなかった・・・

 

　まあ、そんな流儀なのかと思いつつ、ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれだ。見た目はまごうことなき家系のそれ。

　特徴的なのは、一枚チャーシューの大きさだ。どんぶりに堂々と横たわっている。もちろん厚さは・・・と思ったら、厚さもそれなりにある。

 

　これはなかなか食べ応えがあるぞ・・・と、その前にまずはスープと麺だ。麺は家系のデフォ? にしては少し太いかな・・・と。

　そしてスープは・・・おっ、まさしく家系・・・と思うのだが、ちょっと違うようにも思える。そのときだった、後から来られたお客様たちの中で家系を頼んでいる人が必ずしも多くないことに気付いた・・・

 

　というのは、食券を確認したスタッフのお姉さんが大きな声で「家系」とか「魚介系」とか読んでいるので、わかった次第。

　あれれ・・・家系の店で家系が主力でないの? と思ってあたりを見回すと、ラーメンのコンテストで数々の賞を勝ち取っていたようだが、それは家系らーめんではなかった。

 

　そのとき初めて気が付いた。こちらのお店は「羽釜豚骨らあめん」が主力だということを・・・実際、多くの方がそのメニューを頼まれていた。

　むむむ・・・と思ったが、時すでに遅し。もちろんこのラーメンおいしいのだが、よく見たら「庄太流家系」と書いてあった。

 

　もちろん、家系としてみれば十分おいしく、完食し・・・ごちそうさまと。

　いやあ、これは次回はぜひ「羽釜豚骨らあめん」を頼むしかないだろう・・・と思いながら、改めて食券機を見ると、中華そばとか鬼辛らあめんなどもあった。いろいろ選択肢はありそうだぞ。

 

　お店を後にするとやはり行列ができていた。今回は早めの入店で、すんなり入れたが、次回も早めにこないと・・・なあ。

　「羽釜豚骨らあめん」・・・スープの色合いは、今や幻の「あさが家」のそれに似ていたような・・・次回が楽しみだなあ。