今年の秘湯納めは「桜田温泉 山芳園」

毎度おなじみ「日本秘湯を守る会」のお宿巡り。今年のラストは、お気に入り中のお気に入りの「桜田温泉　山芳園」だ。今年は6月に来ていて2度目になる。通算では9回目になる。

　

　改めてロケーションについて説明すると、西伊豆の松崎町の中心地から下田へ向かう道を少し行ったところにある。

　小生は東伊豆の故郷から回るが、電車・バスなら修善寺からバス、もしくは下田からバスになる。秘湯としては便利なところだ。

　　

　正式にはすでに「日本秘湯を守る会」を退会しているが、岩の湯同様、ブログのジャンル上は引き続き、「日本秘湯を守る会」にしてある。

　何度も書いているが、こちらの最大の魅力は貸切大露天風呂だ。広さは約20畳あり、深さも1ｍくらいあり、子供なら泳ぎたくなるようなサイズ。

　　

　予約不要で、空いていれば何度でもということでまずはと、チェックインからソッコーで飛び込む。こちらの温泉は、鮮度が抜群だ。

　源泉の温度が熱いため、それを長いパイプを通過させることで、温度を下げ適温にしている。飲泉もできる、透明でクセのない素晴らしい温泉だ。

　

　あいにくの雨模様だったが、適温の温泉にとっぷり浸かる、最高の気分だ。ゆっくり温まった後は、内風呂に・・・こちらがとんでもなく立派な屋根組みのもの。湯舟に対してこれだけ贅沢なところも少ないかと。

　さらにもうひとつ、家族貸切風呂に展開する。

　

　岩づくりのこじんまりしたものだが、温泉成分の結晶が岩についていて、透明な温泉でも中身はしっかり・・・というのがよくわかる。

　一回りした後は、部屋でのんびり・・・睡魔に襲われお昼寝を・・・そして夕食前に再び貸切大露天風呂に・・・

　

　一年で一番夜の長い日だけに、もはや夜・・・ということで、iPhone12 mini(上左写真)とZ Flip5(上右写真)の撮り比べを。

　このシーンでは互角・・・いやわずかにiPhoneがいいか・・・というハイレベルな写真になった。

　

　いつもなら、夕食後にもう一度・・・ということもあるのだが、この日は眠くて爆睡、翌朝夜明け前に貸切大露天風呂に向かった。

　ちょうど入浴中に明るくなって、枕草子の「春はあけぼの」という時間帯に。どんどん明るくなって時間とともに写真も大きく変わる。

 

　もちろん、内風呂も楽しみ、パーフェクトな気分で朝食に向かった。

　例によってその他の項目は別稿にて・・・