右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

入院準備はこれで万全!?

2013-01-03 00:32:12 | 手術準備
昨日2日は、世間的には初売り。
皆さん、福袋とかバーゲンで楽しくもハードなショッピングを楽しんでいる中、
私はといえば4日からの入院準備。
行き先は、できるだけお安いものをと、○まむら、イトー○ーカドーとか百円ショップ。
手に入れたものは、前開きの下着(長袖、半袖とブラ)。
それとストロー付きのカップとペットボトルキャップ。
100円ショップで、おまけに買ったのが、猫顔のソックス。
たまには、息抜きも必要だもんね



手術後に使うものとして、実際に病院から言われたのが
 *バスタオル 2枚
 *タオル 1枚
 *下着 1枚
 *ハイソックス 1足
 *ストロー付きコップ
 *ティッシュペーパー


「入院のご案内」なる小冊子をもらい、
その中に記載されている「入院されるとき準備して頂くもの」を参考にしつつ、
他のブロガーさんたちがお勧めしたものをあわせて。

私が最終的に持っていく予定のものは
洗面・洗髪用具:
 洗面器
 歯ブラシ
 石鹸
 シャンプー
 基礎化粧品・クリーム
 洗剤
食事のときに使うもの:
 はし
 湯飲み
 スプーン 
日用品:
 寝衣←一日50円で借りる事に
 タオル 4枚
 バスタオル 3枚
 下着  
 ソックス 3枚
 インナー・キャップ・バンダナ 各3枚
 ティッシュ 1箱
 イヤホーン
 室内履き
 ハンガー 2本
 S字フック 2ヶ
 耳栓
 爪きり
筆記用具・書類
携帯・IPOD+充電器、デジカメも
本数冊

金曜日に入院して、主治医と看護師さんに土曜日は外泊できると言われていたので、
足りないものは、またそのときに用意すればとちょっと気が楽
いつも旅行前、あれもこれもとバックに詰め込んじゃって、荷物が多くなる私。
今回も ご多分に漏れず、かなりの量に・・・
「病気平癒のお守り」も持ったし、これで病院に行く事にします

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今年最後の診察日

2012-12-28 19:38:49 | 手術準備
今日は、今年最後の診察日そして手術方法を決める日・・・

主治医の診察担当日は月・木曜日。
いつもの曜日とは違うため、診察室が違うもんで、
主治医は、アナウンスで何回も診察室のナンバーを間違っている。
そのたびに、看護師さんが出てきて
『□□さん、こちらで~す』と声をかけなくちゃならない事に。

主治医のアナウンス。当然、間違ってるぅ~~
「げに恐ろしきは、毎日の習慣」ですかね。
もう、ついついいつもの癖で、口から出ちゃうのでしょうね。

診察室に入っていくと、モニターに2つの画像が用意されている。
初めて見せてもらう治療BEFORE/AFTERの乳房画像。
まぁ二つ比べるとよ~くわかる。
かなり、乳房全体が白っぽくって、がん細胞が広がっていたBEFOREの画像。
その白っぽさが、もう一枚の画像には、ほとんど認識できない。

主治医曰く、
『8月のときには、がんがにゅうぼう全体に広がっていたんだけど、
 今はほとんど見られないんですよ。ただ、まだ、この辺にちょっとありますね』
『○○○さんは、全摘ということだったので・・・』
『先生、もし温存の場合、かなりの部分とらなくちゃいけないんですよね?
 皮膚まで浸潤していたし・・・』
『う~ん、変形する可能性もあります。温存の可能性は残っているけど、
 かなり難しいと思う。僕は全摘を薦めします』
『では、やはり全摘で手術お願いいたします』

『先生、術前で二つの薬使いましたよね?どちらが効いたか分かるんでしょうか?』
『単体で使うより、二つ同時に使っていく方が効果があります。
 術後の検査で、また抗がん剤使う可能性もありますから』
『ええええっ、抗がん剤いぃぃ、また
会話続ける気力抜ける・・・

とはいえ、主治医の話では手術ができるぎりぎりの瀬戸際だった。
いかに、自分ががんに対して無知であっても、
やはり再発・転移の可能性が大きいのは分かる。
放射線治療ありのの、ハーセプチン投与ありのの、
抗がん剤プラスの可能性ありありで、
術後補助療法は、病理結果ではフルコースになりそうだわぁ

主治医との話の後、久しぶりにあの優しい治験コーディネータのお姉さんと遭遇。
『先生、化学療法すご~く効いてたって言っていたでしょう?』
『ええ、画像見て私もびっくりしちゃった』
『手術は、来年早々?』
『8日になりました』
『じゃあ、先生の歳初めの手術だね。病室訪ねますね』
『ええ、ありがとうございます。いろいろお世話になりました』
『でも、まだまだ終わりじゃないからね、治療頑張りましょう』
そうだった・・・まだまだ、治療は続くんだった。

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主治医のお話

2012-12-24 16:09:51 | 手術準備
検査を終えて、ほとんど空っぽになった診察室前の待合室へ。
待っているのは、私と中年ご夫婦の2組だけ。

先生方も診察室にいないらしく、ひっそりと静まり返っている。
しばらくすると、主治医が戻ってきて、
アナウンスが入る。

診察室に入ると、即、手術の話。
やはり、以前に言われた通り、1月8日が手術日。
で、入院はその前の金曜日、4日に。
『ええっ、そんなに早くに入院ですか・・・』
前日に入院してブログ村の皆さんの記事から
勝手に月曜日が入院日だと、考えていた。
『前日では忙しいので、ここでは金曜日に入院してもらう事になってます』
『はぁ、わかりました。』と不承不承うなづく。
『手術の内容は、全摘か温存かなんですが』
『私は、全摘だと思っていましたが・・・
 それより、リンパのほうが気になっているのですけど』
『リンパに転移していた場合、リンパ節郭清つまり取る事になっているんですよ』
『年内にもう一度、来てもらって、手術の説明をしたいですけど、
 来週の木曜日か金曜日どちらがいいですか?』
昨日一夜漬けで、手術の仕方とかを読んできたのだが、
検査がついさっき終ったばかりで、内容をすぐ決められるわけないなぁと、納得。
ということで、もう一度病院に行く事に、

*ここは、私のメモ書き*
乳房切除術のことは調べていて、がんの状態で術法が異なってくる。
(1)単純乳房切除術:非浸潤がんで、大胸筋、小胸筋を残す術法、ただし乳房温存療法へ
(2)胸筋温存切除術:
*オースチンクロス手術:大胸筋、小胸筋を残し、リンパ節レベル2まで郭清
*ペイティー手術:大胸筋を残し、小胸筋切除、リンパ節レベル3郭清
(3)乳頭乳輪温存全乳腺切除術:乳腺だけを切除、同時に乳房形成術も多い
(4)ハルステッド手術:大胸筋、小胸筋切除、リンパ節郭清、現在ほとんどなし

全摘確実だと思っていたのに、ここで温存の話がでるなんてサ・・・
とりあえず、乳房温存手術を調べておこうかなぁ。
来週また、話が戻ってたら噛み付く事にしようっと

そのあと、看護師さんから手術のこととか、
気になっていた下着とか、補正用パッドのことを聞く。
人口乳房の中村ブレイス(株)の話も上がり、この病院の患者さんでは
二人だけ購入、一人は大満足らしく、それで温泉にも入っているという。
東京と島根にあるらしく、ちょっと遠いけど、
島根に行くのも悪くないなぁとちょっと心動く。
島根の本社は、世界遺産「石見銀山」のある大森町にあるらしいし・・・
まあ、看護師さんから手術後、落ち着いてからでもと、釘を刺される。

入院の案内書をもらって帰ろうとすると、誰もいな~い。
最後の患者みたいだったなぁ、五時過ぎてたもんね

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術前検査(2)

2012-12-23 16:10:40 | 手術準備
肺機能検査を終えてしまえば、
あとは横になって検査をする超音波、CTとMRIばかり。

超音波は、まずは心臓から。
前回受けた検査を受けたかどうか、まったく覚えがない。
心臓の動きや、明らかに弁がはっきりみえて、すごい
こんな印象的なモニターでの画像を覚えていないんだから、
もし、前回受けていたとしたら、【心ここにあらず】って状態だったのだろう。

そのあと、頭と足の位置を換えて、乳腺。
ちょうど、モニターが見にくい位置にあるため、あえて見ない事に。
見てもわからないだろうし。

胸の辺りをひとしきり、見た後、脇のリンパの辺り・・・
『脇のところを見た後、終わりです』
『鎖骨のところはどうなのですか?』
『前は、触れるところがあったのですが、今はもう・・・
 でも、一応見ておきますね』
《鎖骨のところのしこりは、なくなっているのかぁ

と、超音波を終えて、時計を見ると、CTの予約時間の5分前。
結構、それぞれ時間かかったなぁと、急ぎCT検査に向かう

予約票を受付に出すと、看護師さんが着替えと注射の話をする。
『CTのあと、MRIでも造影剤を注入するので、針はそのままにしますね。
 着替えをしてもらうので、更衣室を使ってください。』

ごそごそ、着替えをして出て行くと、
看護師さんに別室へ連れて行かれ、
そこで、静脈注射針(?)をうたれる。

『どちらにうちますか?』
『いつも、左を使っているんですけど。。。左側を手術するんですけど』
『ちょっと、聞いてきますので、待っていて下さい』
ばたばたと出て行き、ばたばたと戻ってくる。
『じゃぁ、右手で』
右手をおもむろに出すと、右手の血管をなめんばかりの喜びよう。
『わぁ~、うれしっ
『だって、まだ一回も使ってないもん』

ごっそり持っていた着替えを入れたかごやら、コートやら、バックやら、紙袋を
看護師さん一人で持って移動してくれたんで、助かりぃ~~
そのまま、CT検査室へ。
横になって、造影剤を注入されると、もぁとした感覚が体に回る。
前回のとき、聞かれたときは、何だかお漏らしをしたような感覚って、
技師さんに言ったら、そう感じる人が多いらしいと言っていた。

そのまま、MRIの待合室へ移動するときも、違う看護師さんが来て
大荷物一式を持って移動してくれた。
『前の患者さん、時間がかかっているらしいので、
 ここでしばらく待っていてくださいね』
IPODでゲームなんかをしているうちに、
技師さんらしい男性が呼びに来てくれたが、
荷物を持ってくれるでもなく、まぁ気が利かないったら、
ありゃしない
普段なら、そんなこと思わないが、片手に針刺したまんまなんだから、
それぐらい気がついて欲しいんだけど・・・ねぇ


MRIは、うつぶせで受ける。
胸用に、それぞれ穴が開いていて、そこにそれぞれ入れ込む感じ。
ここは、すごい音が大きいので、ヘッドホーンを渡されて、
それを耳に当てる事になる。それでも、音は聞こえてしまう。
あの大音響、ドゥカンドゥカンを聞いていて、
どこかで聞いたような音だと思って、ずっーと気になっていた。
《あぁ~~映画ジュマンジのこまを動かしたあとのあの音に似てるっ》
私だけかしら・・・こんな風に思うのは。

あとは、主治医のお話だけ。
診察室の前の待合室に行くと、ほとんど患者さんはいない。
午後4時ちょっと前。

はぁ、しばし待ちますかな・・・

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術前検査(1)

2012-12-22 11:41:59 | 手術準備
週一回(時々お休み)の術前化学療法を終え、今回は手術前の検査。
CT、MRI、心臓超音波は、時間が指定されているので、
先週の看護師さんのお勧めで、午後1時ごろ着くように病院へ。
検査項目は、下記のとおり:

* 血液検査
* X線
* 尿検査
* 心電図
* 呼吸機能検査(肺機能検査)
* 乳腺・心臓超音波検査
* CT乳房(造影)
* MRI乳房(単純+造影)
* 診察


この病院にかかったとき、すでに一式経験済みなのだが、
1Fと2Fに分かれており、まぁわかりにくいたら、ありゃしない。
だから、検査が終るたび、検査技師さんに言われるまま、移動する事になる。
もちろん、予約一覧表には順番が打ってあるんだけどサ

まずは血液検査を受ける。
さすがに、お昼時のせいか採血を待つ患者さんはいない。
一番最初に抗がん剤の治療を受けたときに、
いろいろ説明してくれた看護師さんだった。
あの時は、何が何だかわからない状態で注射を受けていた。
今や、採血と点滴の注射をあわせると30回近くなる回数で、
針を刺すときの上手下手がよく感じられる。
《ああ・・・この看護師さん、上手だったんだわぁ
《覚えておこっと・・・》

レントゲンと尿検査を終えて、心電図へ。この辺はさぁーと終わる。
心電図のあと、肺機能検査へと誘導される。
『肺機能検査ですね?こちらになりますよ』
『うむむ・・・あの吸って吐いてぇぇっていう、いや~な検査ですよねぇ?』
『そうあの検査です(笑)』

あっさり順番待ちもなく、機械の前に座らされる。
ここでは、しっかり自分の機能を使わなくてはならんのだ
CTやMRIは、ただごろんと寝て動かないようにすれば、
時間がたてば終ってしまう。

自分の前には、3種類の波形の書かれた紙が貼ってある。
3種類の呼吸の仕方があって、私が超苦手なのは2番目の
『吸って吐いて吸って吐いて吸って吐いて、
 吸って吸って吸って吸ってぇ、
 大きく吐いて吐いて吐いてぇええええ~~』っていうやつ。。。
 
前回は、実はうまいことできんくて、技師さん(?)があきらめてしまって、
何回かやったうちのできのいいものを選んでいた。
はたまた、2回連続失敗・・・
うまいことできないことを察知した私は、
『あのぉ、先に、最後のやって、気分変えたいんですけど・・・
 以前この真ん中のうまくできなかったんですよ』
『いいよ、いいよ。そのときの体の調子とか、ちょっとした心配事があっても
 上手にできないからね~~』
自分のデータの書かれているモニターをチラッと見ると、
前回の検査が8月2日とわかる。
《ちょっとした心配事じゃなくって、大きかったんだよね、心配事が。》

なにはともあれ、3番目一発OK。
で、気を取り直して、2番目に再チャレンジ。

いやぁ~ん、今度はうまくいきまして、もう技師さんもうれしそう
モニターの波形を見て、前の失敗したのと比べて、
じっくり、どういいか説明してくれる、久しぶりにほめられましたワ。
大人になると、ほめられる機会がほとんどないから、
なんとなくうれしっ

前回も感じていたのだが、体の調子が良くなくちゃ、
なかなかうまくできない検査ってどうなの?
首を傾げてしまう


なにはともあれ、難関突破。
次は、超音波、CTそしてMRIへと続く・・・

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