右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

あれっ、先生ったら

2013-01-17 19:35:09 | 入院
退院前日、連休明けの火曜日、
高校2年3年とつるんでいた5人のうちの2人が、お見舞いに。

札幌在住の友達には連絡をしてなくって、
東京に住んでいる一人にはたまたま連絡していた。
ずっと、内緒にしてくれていた、のだが、
『もう、XXちゃんたら、もう口が堅いんだから
『出張じゃないとか、仕事忙しいんじゃないかなぁとかで、
連絡取れないんだよとか、言ってたんだよ

なにはともあれ、ばれちゃってお見舞いに駆けつけてくれたのだった。
ありがたい・・・神宮のお守りも



この日は、連休明けで新たに入院してくる患者さんが多かったのと、
お見舞いの方が多かったのとで、デイ・ルームもすし詰め満杯状態。

で、詰め所の向かいのコーナーのところで話をする事に。
まあ、この二人と東京のXXちゃんは、なんだか、変でおもしろい。
そんなわけで、病棟しかもがん病棟で、
声を殺しつつも、3人並んで、がははは
『ちょっとぉ、やめてよ、私、胸切ってるんだよっ』
でも、盲腸より痛くないなぁと思いつつ、背中を丸めてがははは・・・

ちょうどそんな中、向かい側にある面談室へ、主治医がご家族らしい人たちと
入っていくところが見えた。
『あの先生が、私の主治医だよ』
『どれどれ?ええ~見えなかったけど、いくつぐらいなの?』
『ううん~~、40台後半かなぁ。なんだか、話にくくってさぁ』とぶつぶつ言っていたら、
面談室から出てきて、私たちのそばをまさに通り過ぎようと。

手術着で、頭には恵比寿さんがかぶっているような帽子姿・・・で、
ニーと満面の笑顔。あれっ~~うっそ~~
『めちゃめちゃ、優しそうじゃないの』
《はじめて見ましたよ、先生のその笑顔》
外来では、分刻みの診察で、にこりとできないのも、分かるんだけどサ。

で、これまた初めて歩く後姿を見る。と、左肩が下がっている。
あの姿勢だと、腰痛ありだなぁ、今なくても可能性ありとマジ心配。
まだまだ、先生にはご厄介になるはず、
姿勢矯正しなくちゃ、ねっ先生

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病室とおさらば♪♪♪

2013-01-16 21:11:25 | 入院
今日、晴れて退院の運びとなり、うちにてPCで記事アップ。
なんて、楽チンなんでしょう!
やっぱ、私にはスマホタイプのものでは、何だか画面がちっこくて心もとない。

   

朝早く、最後だからと、デイ・ルームから私たちの病室の窓の写真を撮る。
ビルの向こうには、山が見える。どうも、もいわ山らしい。


今朝の回診で主治医ではない先生だったけど、傷口を見てもらう。
主治医に傷口をチェックしてもらったのは、なんと一回だけ。
《そんなもんなのかしらん?》
どうも、病棟を主で見ているのは、若者医師チームのような・・・

まあ、ともあれ最終的に退院のOKをもらい、
着替えをちゃちゃとして、会計の連絡を待つ。
昨晩、会計の概算をもらっていて、実際支払う金額は
約5万ちょっととわかっている。

『やす~い』と思わず、看護師さんに言っていた。
もちろん、「健康保険限度額適用認定証」を提示しているので、
入院費用の窓口負担額が軽減されるのは、わかっていたものの、
外来の場合とは、違うのだなぁと・・・いかに、抗がん剤が高いのか、
いずれにしても、やっぱり、皆目わからん

会計の際には、
〈組織検査の結果により、後日お会計が追加になる場合がございます。〉
と、医事課から紙一枚もらう。

あとは、入院中、声を交わしていた患者さんたちにご挨拶して、
『できれば、もう会えないほうがいいんだよね~』
『でも、あったときにはよろしくねぇ~~』
『お大事ね』『元気でね~』
診察日が同じでなければ、ほとんど会う機会はないはずだから、
会うとしたら、病室でってこともありうるし・・・くわばらくわばら

でも、ブログで知り合ったえりんぎちゃんとはメール交換して、
会えるかなぁと思ってる。
退院のとき、手術した傷口が痛いって言っていたので、心配。
早くよくなりますように。

私といえば、手術前に5年ほど前に手術をされた同室の方に、
『なんだか、鉄板というか、板を張ったような痛みがあったのよ』
と言われていた。
私は、術後、起き上がったり、姿勢を変えなければ、
ほとんど痛みを感じていなかった。
が、ここにきて彼女の言っていた板を張ったような痛みが脇の下にあり、
このことかぁと納得している。
それで、看護師さんにいいと言われて、ロキソニンパック(湿布)を貼っている。
先生には、湿布薬貼ってるんだぁと言われたけど・・・


気になっていた絵画のコピー↓

なぜか、病棟の入り口に、
【フェルメール 真珠の耳飾りの少女】が飾ってあって、
ターバンがインナーキャップに見えて、眉毛もうすいし、
抗がん剤を投与した私たちみたいだなぁっていつも見ていた。
《どう、そんな感じしないかしら?》


とにかく、リハビリでツッパリをなくすようにしなくちゃ・・・
とりあえずは、今日は休んで、明日からやることにしようっと。


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入院12日目: 抜鉤終了

2013-01-15 17:20:38 | 入院
術後7日目、抜糸ならぬ抜鉤(バッコウ)なるものが終了。
朝の回診で、主治医とお話している間に、
もう一人の先生がプチプチと外していてくれました。


『先生、退院はいつになりますか?』と主治医に質問。
『明日以降あれば、いいですよ』ということで、
即、明日退院することにしました。
とにかく、お家で寝たいもんね。

最後のリハビリもきっちり受けたものの、
日前とあまり変わらないうでのあげ方に少々ガックリ。
それでも、理学療法士さんからマッサージを受けていくと、
少しずつ上がっていくのだから、あ~ら不思議。

看護師さんから退院後の注意点のレクチャーもサクサクと終了。
病院からは、テープの類はもらえないそうで、
傷のテーピング用のステリーテープは売店で購入。

後は、今までもらっていた痛み止めと胃薬をもらって、
次の診察日の連絡待ち…ふう~後は、明日荷物をつめるだけ。
それから、請求書もあるか。

連休明けの今日は、入院患者さんで満室状態。
患者さんの入れ換えもあって、廊下で看護師さんがバタバタしてましたなあ。

私の病室も私以外はみんな新しい患者さんに。
二人の方が、手術。私が手術を受けた週に、手術をした人が私を含め4人。
今週は、もう少し多いのかなぁという感じ。
やっぱ、年明け早々は、避けられたのかな。

そして、私の向かいにいた方は、個室に移動されました…


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見舞客に物申す...が

2013-01-14 18:38:26 | 入院
【物言わぬははらふくくるるわざなり】ということで、
ここでちょっと、溜まったことを吐き出させていただきたく...

この連休で、四人部屋の二人は、この土日ですでに退院されて、
今や、介護の必要な方との二人きり。まして、真向かい...

とってもご家族の仲が良くって、頻繁にお見舞い、というか介護にいらっしゃるのだ。
娘さんや息子さんは、患者さんであるお母さんのそばでじっと見ていて静かにしているのだが、
旦那さんであるお父さんは、まあずっと大きな声でしゃべりぱなし。
とても静かに寝てなんか居られない

こちとら元気そうに見えても、一週間前に手術受けたばかりで、
まだまだ病人なんですけどね。

もう、看護師さんに言ってなんとかしてもらいたいと思うほど...
その上、夜中に数日か、彼女の声に起こされては、
ナースコールも押しているし。

もう、わたし的には限界と思いつつ、
どう訴えようかと思案しているところに、今朝の彼女の言葉。
『今日、お父さんがお昼のご飯を食べさせてくれるために来るんだけど、
大丈夫かしら?』って...
不器用な人だから、出来なくって嫌になっちゃうんじゃないかと
病人である彼女が真剣に心配してる。

彼女の口に食事を運んでいるお父さんの慣れないながらも、
甲斐甲斐しい姿をみれば、何にも言えないよなあ...
私としては、鬼でもあるまいしという事で、踏みとどまっちゃいました。
話して見ると、やっぱり素朴ないいお父さんだしね。

彼女の家族のことより、
このベッドの配置をした病院サイドに腹を
立てた方が良かったのかも

後、2日頑張ります。ふああ...早く、うちで眠りたい(= ̄ ρ ̄=) ..zzZZ

通院の際にも処方してもらっていなかったし、
術前も術後すぐももらっていなかった眠剤をもらうことにしました。
いいよねえ...


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オバサン友達に感謝ひとしきり

2013-01-13 13:09:59 | 入院
こちらに帰って来てから、地元にいる友達とは連絡も取らず、
5ヶ月間、ただもくもくと通院していた私。
我ながら、暗い...

毎回帰郷の際には、連絡を取り合い、飲みに行ったりしていたのだが、
機を逃すと、もうなんだか面倒になっちゃって。
まさか、年賀状に書くのもはいかんしね。

メールが届いた時に、意を決起て告白。
そして、手術後、お見舞いにきてくれました

元気になるように、キティちゃんの可愛らしいタオルやらソックス。

《ハサミは何のため?》と思っていたら、
正油のフクロを開けにくくなっていたのだった。
即、使いました。
友達の一人は、入院生活を経験しているので、
ツボを心得ているというか。

で、もうひとつの袋に入っていたのは・・・

もう、病院食のおかずが美味しくなくって、
頼んだのがこれこれ、韓国のりと納豆。
おまけに、佃煮も買って来てくれました。
これで痩せずに、帰れます。

お見舞い品はもちろんありがたかったけど、
来てくれてお話できて、本当に良かったあ。

『オバサンの友達は役に立ちますよ!遠慮しないで使いましょう』とメールをくれた友達。
わあわあ、ありがとね。


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