右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

治療経緯を振り返ってみる

2014-04-19 13:10:18 | 覚えておきたいこと
「近くの温泉地でこいのぼりが泳いでま~す」というニュース。
まだまだ、ここでは桜の開花も先のことなのだが、
行事だけは東西南北関係なしに進んでいく。


すっかり、ブログも放置状態で、
不具合も、
爪の割れだとか、
関節炎とか、
手先のしびれだとか・・・
いつもと、ちょっと違うと
『あれっ、なんだか変』と気になるわけでして・・・
それでも、安穏として過ごしていることに感謝だな。

来週土曜日に、何度か聴講した先生の講演会がある。
大まかに乳がん治療の流れは講演されているので、
今回は、みなさんからの質問を集めて、
それにお答えするというやり方だそう。

ということで、
気になったことを聞いてみようと、
久しぶりにブログの治療経緯を読み返してみる。
いろいろ悩んだり、凹んだりしていた1年9カ月だけど、
書いてみるとたかだか、6行でおさまる。

2012年7月乳がん告知(自分で見つける)、この時点でステージIIIb以上。
2012年12月まで術前化学療法(ハーセプチン+パクリ、週一10回)
2013年1月 左乳房全摘+腋窩リンパ節郭清
2013年2-3月 放射線療法(胸部:16回、頚部:4回照射)
2013年5月~ ホルモン療法続行(フェマーラ)
2013年11月 ハーセプチン終了(術後3週毎単独投与)

手術可能ぎりぎりのステージだったから、
フルフルの標準治療である
病理結果でがん細胞は見えなくなったみたいだけど、
今後のことは誰にもわからんもんね。
なんとか、この行数でキープできればと思う



ー南木佳士(なぎけいし)のエッセイからー

自然そのものの人体にある出来事が起きてしまったら、
それ以前の状態には絶対もどらない。
あきらめるとは、そういう事態を明らかに見つめることなのだと
からだが教えてくれる。
したがって、あきらめつつも、
あらたな状況に慣れようとするからだが
自発的におこなってしまうリハビリには
よけいな肩の力が入らないのだ。


クリックよろしくね

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村
人気ブログランキングへ

がん治療のせいか?おかげか?

2013-12-09 14:18:57 | 覚えておきたいこと
先月、聴講した講演を主催したのが
がん診療連携拠点病院だったためか、
「標準治療」について、
強く勧めていた。

「標準治療」とは、
臨床試験・研究などで得た結果(エビデンス)に基づいて、
治療ガイドラインを出し、
どの地域でも同等の治療が受けられるというもの。
その患者にとっての、最適な治療を行う。
標準というと、並みの「梅」のように聞こえるが、
「松」ということだそうで。


通院先での講演で、
【がんは切らずに治る。
 抗がん剤は効かない。
 検診は百害あって一利なし。
 がんは原則として放置したほうがいい。】と
主張する近藤先生の著作の画像までスクリーンに表示し、
『治療を受けなければ、助かる命も助からなくなる』と
明言していた。
また、違う講演先では、
質問コーナーで出てきた「がんもどき」という言葉に
『早期がんはあるが、がんもどきというものはない』と
きっぱり否定していた。

近藤先生の本の内容は、
すべてが間違っているわけではないため、
信じてしまうだろう・・・と、
また、近藤先生の言うところの
治療を受けて亡くなった人たちについては
結果論であるために、間違いようもない・・・と。


先日、昨年12月になくなった中村勘三郎さんの
131日の闘病を記録した番組がTVで放映されていた。
初期の食道がんであることを公表し、
(リンパに転移していたというから、進行がん?)
がん摘出手術を受ける。その後、
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)のため亡くなる。

食道がんを切らず、
陽子線治療でがんを克服した作曲家の方と
較べようもないのだが、
近藤先生の主張する文言と重なるところがあって、
そちらに傾く人がでてくるのではないだろうか?

術後の治療を受けて、
治る人、治らない人はおり、
その治療を受けなくても、
治る人、治らない人は出てくる。
各人にとって何が功を奏するのか、
わかればね・・・

自分に関して言えば、
切って抗がん剤で落ち着いている状態にいるのは
「がん治療のおかげ」と思っている。


にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

人気ブログランキングへ
ランキングに参加しています。
↑クリックよろしくね

 

少しずつ慣れていく

2013-10-03 11:08:15 | 覚えておきたいこと
久しぶりにPCへ。
もう2週間以上のご無沙汰。
『ひやぁ~月日のたつのは早い』
カレンダーもあと、3枚でございます

去年の9月に「やりかけの針仕事」で
手術前にキルトを仕上げるぞ~なんて、
そのままだったものにかかりっきり。
一つやり始めると、
他のほうへ目が向かなくなる性格なもんで。

作業にかかっている間は、
我慢できないかゆみもしびれも
時折、ズキンと来る左わきの痛みも
忘れちゃうんだよね。
それで、ちょっと休憩しようと
『どっこいしょ』と身体を動かそうすると、
身体が強張って動かすことができないっ
年齢+ホルモン剤のせいかと、
納得しちゃってる今日この頃。

せんせーに訴えても、
かゆみやらツッパリ感などの副作用については、
完璧スル―状態
3週間ごとのハーセプチン投与も
あと2回のみで、来月初めでいよいよ終わり。
その後、3カ月ごとにフェマーラを処方してもらうために
通院するって感じ。
もちろん、血液検査で一応チェック。
あとは、自分で身体のちょっとした兆しに
気をつけなくちゃだね。

昨日TVで洋画"KNOWING"を見ていたら
「すべての出来事(事柄)は意味がある。
 偶然の繰り返しで起こるのではない」
というような意味のことを、主人公は語っていた。

悲しいことも大変なことも
自分にとって意味があると知ることが
穏やかに過ごすことが
できるコツかもしれない。



とりあえず、98%完成かなぁ~

忘れられないものの一つになりそう、
いろいろな想いが詰まっていて
ちょっと重いかねぇ


にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村
人気ブログランキングへ

↑ランキングに参加しています。
応援のクリックよろしくね


体調管理は微妙だね

2013-09-03 21:11:06 | 覚えておきたいこと
先週まで、出かけていたためか、
すっかり、自分ががんサバイバー(患者かな?)だったってこと、
頭に残っていなかったなぁ。
ぐったりする暑さで頭がいかれた感もあったけどね

すっかり、がん告知される前の悪しき生活・・・
酔っぱらいおばさんになっちゃったりして、
二日酔いで、
翌朝出かけられるかしらって久々に思ったくらい。
見のほど知らずって、奴です。

久しぶりに会った同僚のなかには、
「思ったより元気なので安心した」とか、
「3歳若くなった」とか
もちろん、「ええ~たった3歳だけえ?」と突っ込んでおいたけど。
確かに、休職する前は、
疲れたような顔してたからね

すっかり、飲み会の雰囲気で
のびのびした感じで、飲んじゃった。
(あほな患者です)

それでも、毎日のホルモン剤を飲み忘れることなく、
つつがなく服用しておりあした。
まじめっ・・・ってことではなく、
朝起きると、患側の肩から腕がバンバンに突っ張っていて、
やっぱ、思い出させてくれるんだよね
起きるのも厄介なくらい。
動いているうちに、違和感を感じなくなるんだけど、
やっぱ、ケアは必要だなぁって。


ということで、
家に戻ってからは、
もちろん、アルコールも取らず、
つつましい食事をとり、
まじめに地味~なリハビリ体操をして、
毎朝、「リンパ流れろ流れろすりすりマッサージ」を
やっとります

そうすると、やっぱり楽なんだよね。
今、無理をしていないこともあるんだろうけど、
身体を自分でいたわってあげなくちゃって
こと、またまた改めて勉強しましたワ
(毎度毎度、気づくのが遅いのだ)

た~まに、無理して
そして、ハッと気がついて・・・
って、繰り返してやっていくのが
自分の性に合ってるかな



こちらは、すっかり秋の様相ですわ…ズーズー


にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村


人気ブログランキングへ


↑ランキングに参加しています。
応援のクリックよろしくね