右往左往の乳がんの日々

2012年7月乳がん告知。怒涛の術前化学療法・手術・放射線のフルコース治療終了。それでも、小さなことで揺らぎます~

Boost(追加)照射をいれて、あと一回

2013-03-08 14:10:51 | 放射線治療
火曜日からの四角い器具をつけての照射は、やはり電子線
今までは受けていたのはX線。

その違いはといえば、
X線は深部の病巣に、
電子線はきわめて浅い場所で最大のエネルギーを放出するらしく
体表近くや比較的浅い病巣に対して用いられるそう。

よ~く放射線科の看護師さんに治療計画のことを聞いてみると、
もともと、頚部照射回数は16回。
胸部は20回。トータル50グレイ。
で、頚部追加は4回(boost照射)で、電子線照射。
ということで、てっきり日数が増えるかと思ったのは
まったくの私の勘違いで、予定通り20回、あと1回で終了。
放射線科の看護師さんに言われる。
『来週の月曜日で、最後ですね

なんだかなぁ~理解しているようで、理解していなかったのだ。
でも、医療関係者と患者(私だけかもだけど)で、
知識や受け取り方のずれがあるのではとも思う。

術前化学療法を受け、病理検査でがん細胞が見えなくなったとしても、
局所再発予防のために、放射線治療を行う。
接線照射では乳房全体に放射線を照射するが、
追加照射ではがんのあった部分にしぼって電子線を照射。
一度、放射線治療を受けた箇所は、再び照射できないため、
見えないがん細胞をがっつりやっつけることらしい。
追加照射を行うかどうかや、行う場合の線量は、
施設により異なるようだ。


いつも胸におかれる『冷たいものを置きます』の冷たいものの正体判明。
ボーラスと呼ばれるもので、乳房全摘後の照射などに使用。
てっきり、私は皮膚のダメージをカバーするものかと思っていたら、
反対で皮膚表面で放射線量を多くするためのものらしい。
勝手な思い込みはいかんいかん…

そう言えば、乳がんは放射線が効くと思っていたら、
放射線医によれば、『乳がんは腺がんだからなぁ』って、
一般に扁平上皮がんには効きやすく、腺がんには効きにくいとか。
ええっ…このどす黒い身体はどうなるのさ。ふん。

放射線は扁平上皮がんにもよく効く、
乳がんなどは治療効果が期待できると
書いてあったなぁ、ものの本には。
微妙…


明らかに脇の下の色が濃いんだよなぁ~胸の部分より。
いずれにしても、放射線治療最終日は診察があるから、
炎症まではいかないにしてもステロイド軟膏などが
処方してもらえるんだろうなぁ~
色素沈着しそう…というくらい黒い


応援のクリックよろしくね
にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村
人気ブログランキングへ


教えてもらいました

2013-03-06 18:29:09 | 放射線治療
今日は、放射線治療お休みの日。
また、雪だしと、うちの中でごろごろ
いろいろ考えなくちゃいけないこともあるのだろうけど、
それも先送り…


実は、同じ病院にかかっていた乳がん患者さんのブログを見つけて、
その闘病記をずっ~と読みつづけていたんですよね。

残念ながら、彼女はその前向きな姿勢にもかかわらず、
若くして亡くなっている。
そして、そのブログを本にされていた。
当然のことながら、その病院の図書コーナーにもありまして、
借りてきちゃいました。
本の内容のほうが、紙面の制限もあってか、
かなり割愛されている部分もあり、
辛口な指摘部分もなくなってました。

ただ、自分の症状やその治療も的確に説明しており、
患者目線でわかりやすく書かれている。
本当にもう、その正確さに脱帽。
彼女の主治医も巻末でそう書かれています。
あの先生かなぁ~と、推察していたら、
やっぱりそうでした。人数少ないしね…

また、彼女が直面した乳がん検査、ドラック・ラグなどに
ある問題点も指摘しているし、
日々感じたことが、自分と重なるところもかなりあって、
あっという間に読み終わりました。


実は、保険についても書かれていて、
彼女の一文が私の放射線治療費用の一部を補ってくれそう。
放射線治療は、手術給付金の対象となっている保険もある旨
書かれていました。
本来なら、自分で気づくところですが、
かなり昔に入った保険…すっかり忘れて、
というより頭になかったですわ。

早速、保険会社に問い合わせたところ、
対象となるようで、書類の手続きができそう。


あなたが本に書き記したことで、
保険のみではなく(かなり助かりましたが)、
いろいろなことを知りえました。

ブログや本を残してくれてありがとう

何気に語ってくれたことや
書かれたことが、
私のようにぼんやりした患者を
ちょっと賢くしてくれるんですね


応援のクリックよろしくね

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村
人気ブログランキングへ




照射の違いであたふた

2013-03-05 18:41:51 | 放射線治療
この週末、北海道を襲った暴風雪は、
嘘のように過ぎ去り、
そのため道路は、水びたし。

いつもの通院は午前中なのだが、
今日から照射のやり方が変わるということで、
午後からでかける。
このまま、暖かくなってくれればなぁと思う。


放射線科の看護師さんに
リニアック室が変更になる旨言われる。
どうも、今まで受けていたリニアックでは
出せない力(?)であるらしい

違うリニアック室に入ってみると、
いつも使った私の型が置かれていない。
聞いてみると、追加照射のときには使わないと言われる。
いつものように横になっていると、
放射線医も登場。

ガントリーになんだか四角い箱のようなものがはめられ、
かなり目前にその物体がある。
放射線医と技師二人があ~でもない、こ~でもないと討議。
私といえば、まな板のマグロ状態。
そのうち、型がまた運ばれてきて、
結局最初から使うことに…

調整ができたところで、照射。
そして、その四角い箱がはずされ、
以前と同じ照射2方向。
あれっ、いつも使う冷たいですと言われていた胸カバー無し…
で、胸の照射無し。
なんだか、キツネにつままれたような放射線治療。

ああ~リニアック室を出たときに一緒だった技師さんに
聞けばよかったぁ…
あれが電子線なのかとか、
いつも胸をカバーしてたのがないのはなぜとか、
胸の照射はもう終了なのかとか、

とほほの状態の私でしたわ。


こんな私に応援のクリックをよろしく

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村
人気ブログランキングへ

放射線治療16回目

2013-03-04 15:53:44 | 放射線治療
昨日からの雪のためか、
今日もリニアック室の待合室はがらすき。
あっという間に呼ばれて、リニアック室に入ると、
いつもの技師さんに戻っていて、
そうすると"あうん"の呼吸なのか、
ふたりでテキパキと位置調整をして即照射終了。

部屋を退出する際、技師さんが珍しく声をかける。
『照射方法が変わるので
 明日はちょっと時間がかかります』
『ええ、午後からって聞いています』

放射線科診察室による前に、ホールへ
擦れ違った際、いつもご挨拶している彼女と
『お茶でも』と、お約束。
お話を聞いたら、あまり私とはあまり違わない世代。
今は、半休をとって通院されている。
照射の違いを聞いてみたり、
いつも一緒になる叔父さんのことを話題にしてみたり、
おんなじことを感じてんたんだなぁ~


彼女と別れた後、放射線診察室へ舞い戻る。

気になっていた頚部追加照射のことを、放射線医に聞いてみる。
これ以上、のど通りが悪くなるのかと聞いてみると、
照射が続けば、蓄積されて状況はよくなることはないが、
今までと同じとのこと。

最初に気がついたときと、
症状は悪化しているとは思えないので、問題ないらしい。
それより、放射線には肩こりのことを心配している。
私は、背中のほうがこっているような気がするんだけど…
肩のすぐ下あたりに照射されているので、
あり得るかもって感じらしい…
ロキソニン湿布を使ってもいいかって聞いてみると、
効果があるかどうか、???。
調子が悪ければ、はがせばいいし…って、アバウト。
まあ~、手術後もらったものがごっそりあるし、使ってみるか。


どうも、主治医は
【○○○スペシャル】といって、
休み前には少々多めに処方してくれるらしい…
ちなみに、○○○にはFirst Nameが入るんだわ。

お茶しているときに
久しぶりに通り過ぎる主治医を拝顔。
診察時以外は、どうもにっこりしてくれるようだわ~~

応援のクリックよろしくね

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

放射線治療15回目

2013-03-01 14:50:40 | 放射線治療
今日も明るく放射線治療…
バス停に着いたら、バスの後ろ姿がぁ~~
見れば、完璧な渋滞。いざっ次のバス停まで走る走る
間に合ったものの、
マスクをしていたためなのか、
運動不足のためなのか、
もうダメっていうくらい、息が荒い


実は、昨日から若い技師の2人のうちの1人が、
変わっていて、ちょっと年配らしい(とはいえ私より若いはず)方に。
前からの方は、細身で背が高くって、なんだか几帳面な感じ。
年配の方が、
『照射始めます』と言って、部屋を退出していく。
《そうなのだ》、今まで照射っていう合図(?)もなしだったのだ。
それはいいんだけどサ、
その年配の方、私の術側の腕をムンズとつかんで、
身体の位置を調整する…えええええっ、
リハビリの際に、めちゃめちゃ優しく触るようにって言われてたのに…
とはいえ、何にも言えない私ですけど。


リニアック室を出ると同時に、次の方の名前が呼ばれる。
でも、いつもの彼女でもなく、いつものおじさんでもなく。

待合室に戻ると、彼女が声をかけてくれる。
『なんだか、いつもより時間かかりましたね?』
『そうなんですよ、技師さんたちが出てから、
 いつもだったらすぐ照射が始まるんだけど、
 なかなかあのブザーが鳴らなくって…
 あの状態で、あの部屋で何かあったらパニクっちゃいますよね(笑)』
なんだか、彼女がお話したいみたいかなって、
彼女は、ほんのちょっと前に別の病院で手術を受けて、
そのあと、私の通っている病院で放射線治療をしているわけで、
何が何だかわからないうちに、ここまで来ちゃった状態のようなのだ。
来週、お話しできるといいけどなぁ~


来週の月曜日には、16回目が終わる。
その後、電子線照射って話になっていたけど。
火曜日はと言えば、午後2時30分の診察。
よく見ると、予約票には頚部追加スタートとなっている。
ただでさえ、食べ物ののど通りが悪いのに、
ますます、ごっくんがつらくなるのかしら?
のど越し、ごくごくで飲んでいたビールが懐かしい

今日から3月。
がっつり放射線治療のお支払いスタート。
3割負担で5,750円。
抗がん剤も高いけど、10分もないし、続けざまだしなぁ~放射線治療。


応援のクリックよろしくね

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村
人気ブログランキングへ