


VOICE STATIONをみてて思ったのはひきこもりのことが 社会に取り上げられてかなりの年数がたっているのに ひきこもりの人の環境は変わっていないなということでした。それぞれの環境で自分の持ち味を出せている人はメディア等に出てきたなと思いますが ひきこもっている人の数からしたらどうなんだろうと思ってしまいます。
今回のイベントで代弁者となってくださる方もいるのだと思いました。
わたしにひっかかった言葉をあげると「ひきこもりが悪いことと思っている人がいるのではないか」「親も苦しんでいたんだと気づく」「想像では補えない経験がある」「自問自答 脳を人の何倍も使っている」「言葉が突き刺さる 正論パンチ」「人がめっちゃこわい」「いびつな形の希望の光 真っ暗ではない」
「親ともめて部屋を暗くした」「でたい でられない 悔しい」「自然の景色は誰かのために生きているわけではない」など等でした。
知らない人には知って欲しい代弁者の言葉でした。
先日上里町の福祉大会がありました。私たちの会も参加して展示物を張りました。その中に展示物を見てくれた人に一言書いて欲しくてコーナーを設けました。嬉しいことに書いてくれた人がいました。
好きなことば「だいじょうぶ だいじょうぶ だいじょうぶだよ」です。とありました。実は私もある時まで だいじょうぶといわれても何の根拠でいえるわけなんて思っていました。身内がもしかしたら命もなんていう心境の時に後輩に「だいじょうぶ」と一言いわれました。
その時なぜか何の根拠というよりも 気持ちが軽くなりました。その言葉だけで救われることもあると実感したことがあります。その人のことを思って発する言葉は力があるのですね。
また自分のお気に入りの桜の木のことを書いてくれた人もいました。小さかった桜の木がすくすくと育つのを見守っている姿がまぶたに浮かびました。そして「うらら」と名付けたそうですよ。桜の頃が待ち遠しいですね。
部屋に入っていったら小学生が「ばたーあじの じゃがりこ」と書いているところでした。イラスト入りで 余程好きなのでしょうか。それともおやつの時間でおなかが空いていたのかな。かわいかった
展示物をご覧いただいた方々に感謝です。ありがとうございました
先日 本庄市人権教育研究集会が本庄市文化会館(元)でありました。講師がトップアイドルで活躍したTOKIOの山口達也さんでした。芸能界から引退して7年がたったそうです。ときおり以前のグループの名前が出たりして 話を盛り上げてました。
山口さんが今は病気を抱えながらも頑張っておられ 経験から役に立てばと講演などをやっているので体験を聞けると出かけました。入場は12:30から開演は1:30人数は1000人とあったので のんびりと出かけようとしたら 何といってもアイドルだった人だよ 絶対混むよと息子にいわれ早めに出かけました。
予想通り長い行列に並ぶこととなりました。私は席を確保できたのですがお断りになった人もいました。雰囲気としてアイドルという感じの迎え方の人がいたかも
自分に起こった出来事を赤裸々に話されました。不祥事やバイクの飲酒運転など。 4年前に自分はアルコール依存症だということを受け入れることができたということでした。専門の病院があることを知り受診して 自助グループの人と出会い今があるといってました。
怖いのは4年酒を一滴も飲まなくても 飲んでしまえば命が危ういのだとも話しておられました。お酒に強くなりたい 楽しく人と話したいということで のめり込んでいったとのこと。また自分の中の不安感があったからとも
最後に撮影は禁止されてましたが 自らどうぞ写真をとって聞いたことを広めてくださいということをいったら 皆がいっせいにスマホを向けるわけですけど そんな時も自分の謝罪会見よりカメラが多いなんて冗談も・・・
これが私のスマホの限界
誰しも自分の苦手なことや したいと思っていても足も手も出ないことって経験したことがあると思いますが その時の緊張たるやのどは乾くし言葉は口がこわばって出ていかないし 声も震えるし膝もがくがく 早くこの時間が過ぎてという気持ちだけど そんなことさえも考えられず言わなければいけないことを言葉にするだけ 何をいったかなんて覚えていないですよね。
そんな感じかなという姿を見た時なんの声かけもできぬままお互いに沈黙 あきらめようと思った時 緊張に打ち勝ち行動に移す姿をみました。何時間かかろうといいんです。今回は一山の半分かな それでもそこで後戻りしてもいいと思っています。それまでの自分の中の葛藤との向き合い方は進歩したと思えるから。
同じ自分ではないことを願って 寒い日々だけど・・・