道の駅伊東マリンタウンを起点に、西伊豆スカイラインを経由して伊豆半島をぐるり。
獲得標高は約3000mという結構なデスライドです。
まずはお店で集合し、自転車を車に積み込んで伊東へ。
道の駅で自家用車組と合流して、準備を整えました。今日の参加者は11人となかなかの大人数ライドです。
この道の駅、さすが温泉地にあるだけあってスパや足湯があったりします。
できれば帰り間際にひとっ風呂と行きたいですが、営業時間中に帰ってくるのは難しいみたい。残念。
8時半頃に道の駅を出発してまずは北へ向かいますが、
すぐに西に折れて第一関門の亀石峠を目指しアタック開始！
亀石峠への道はそこかしこで樹木が伐採されており、いくつもビューポイントがあります。
この写真もそのひとつで、眼下に見えるのは先ほどまで我々がいた伊東・宇佐美の町並み。
約40分ほどで、標高400mちょっとの亀石峠に到着、第一関門突破です。
自販機くらいしかないですが、有料道路のICで休憩しつつ後続を待ちました。
この後、西へ向かってダウンヒル。修善寺に出て、次は西伊豆スカイラインの入口・戸田峠を目指してヒルクライム開始です。
ヒルクライムにおいては、当たり前ですけど実力差が出てしまいます。
前に見えるはたけさんには今日は一度も勝てませんでした。
戸田峠手前のだるま山高原レストハウスで集合となりました。
眺めは良いのですが、天気がよければ富士山が見えるはず。曇りなのが残念です。
さらにしばらく走ると、西伊豆スカイライン入口になります。
ここを左折するわけですが、この先アップダウンが多く寒くなりそうなのでウインドブレーカーを着ておきました。
まあ結果的にこの判断は失敗で、この先2km以上も登りが続いてえらく暑い思いをしたわけですが。
西伊豆スカイラインは樹木が少なく、やたらと見通しが良い道です。
もうちょっと晴れてれば遠くまで見渡せるのでしょうが、その点だけが残念。
こんな風に、自分が通ってきた道もバッチリ視界に収まります。
西伊豆スカイラインの終点近く、風早峠での1枚。
この写真ではわかりにくいですが、海まで見渡せるすばらしい景色でした。
こういった展望ポイントはいくつかあったのですが、ここを含めていずれも店はおろか自販機すらありません。
走ってて楽しい道ですが、補給に難がある上、携帯の電波もあまり届かず緊急時の対応も難しいところです。
ここを走るときは十分準備することをオススメします。
さて、ここからダウンヒルで西伊豆の松崎に向かいます。
目当ての食事処・さくらに着いたのは14時頃で、遅めの昼飯となりました。
ここでは、ISOYAの小野店長オススメのあじまご茶定食にしました。
1500円とちとお高めですが、品数も多くてボリュームもあります。アジのたたきは茶碗に盛られて出てきました。
最初はまずこうやってアジのたたきご飯にして・・・
残りをこうして茶漬けにします。
どっちも旨かったですが、俺の好みとしては1杯目、生のアジのほうが旨かったかな。
メシを食い終わると全員マッタリモードに入ってしまい、もう自転車乗りたくねぇ～的な空気になりましたが、
そうは言ってもまだ全行程の半分近く残っています。
仕方ないので15時過ぎに出発し、婆娑羅峠を越えて伊豆半島東海岸を目指します。
17時半頃、東海岸の河津に到着。ここまでくれば伊東まであと40kmです。・・・いや、まだ結構あるな。
このあたりから、脚が回らなくなってきました。
心拍はあがらない、息も切れない、汗もかかない。でも脚が動かない、そんな感じです。
単純に疲労によるのでしょうが、どうも人に比べて脚が止まるのが早いんですよね。
伊東まであと20km程のところで最後のコンビニ休憩をとったのですが、
俺を含めた全員がすっかり疲れている中でただ一人元気だったのが高校生のHND君。
この期に及んで唐揚げ食ってました。これが若さか。
出発地点の道の駅に20時ごろようやく到着。走行距離は156km、獲得標高は2845mでした。
思い起こすと、一部の市街地を除き平坦な道がほとんどありませんでした。
観光地化している東伊豆は比較的道路も走りやすいし、鉄道もあるのでいざというときは輪行で撤退するのも簡単です。
しかし西伊豆スカイラインはそうは行かず、鉄道ねぇ バスもねぇ コンビニねぇ 自販機ねぇ 電波もそれほど入らねぇ！
と、まあ無い無い尽くしですが、景色と路面の良さは折り紙がつきます。
今度行くときは是非快晴になってもらい、今日以上にすばらしい景色を拝みたいですね。
そうなったらなったで日焼けと暑さ対策がまた悩ましいんですけど。
