この2人は自転車歴はまだ浅く、ヒルクライムは全く経験が無いそうです。そこでいきなりヤビツ峠に連れて行こうか、と考えていました。2人とも筋肉質なスプリンター体型ではありますが、平地の走力は相当なのでヤビツ峠くらいならこなせるだろうと見立てたのです。
しかし今日は夕方から雨予報。帰り道に濡れるのもイヤなので、比較的手近な湘南国際村に行ってまいりました。
俺にとっては勝手知ったる練習コースですが、ここしばらく桜だ梅だとお花見ライドばっかりやってましたので、たまにはちゃんと練習しとくのも悪くないでしょう。
湘南国際村に向かう道中、横浜でSAKさんがこんなことを言いました。
こないだそこの坂を登った時は大変でしたよ、めちゃくちゃキツかったですSKAさんが言っているのは稲荷坂のこと。長さ400m高低差40m程でなかなかの激坂ですが、これから向かう湘南国際村は長さ2500m高低差150m。稲荷坂よりもはるかに大型です。
しかしそんな事実を彼に告げて何になるでしょうか。これから行くのが未だかつて無い強敵だと知れば、せっかくの土曜ライドが台無しです。世の中には知らないほうが良いこともあるわけで、ここは心を鬼にしてはぐらかしておくのが正しい姿勢と申せましょう。黙っといたほうが面白そうだからとかそんな理由ではないのです。
そだねー、あの坂はかなりきつかったねー嘘はついていません。実際に稲荷坂は激坂なのです。湘南国際村はもっときつい、という事実に触れていないだけです。俺は悪くない。
湘南国際村に到着すると、登り口の急さ加減に2人とも驚いた様子。まずは俺が先行してゴール地点で待ち構えることにしました。
まずSAKさんが登って来ました。登りはイヤだ苦手だと言ってた割に、いいペースで登っていたようです。
こんなにきついとは思わなかった～
続いてザキさんも無事に完走。
やっぱり俺クライマーじゃないですわ～2人とも弱気なコメントですが、自転車に乗り始めていきなりヒルクライムをやりたがる人間など居やしません。最初は誰でも平地を好み、わざわざ坂を登るなんて正気じゃない、と思っているものです。これから自転車沼にはまるにつれて、2人ともなんだかんだ言いつつ登るようになるでしょう。
お昼ごはんは葉山の南葉亭へ。葉山にある瀟洒なスープカレー屋さんで、海に面したテラス席もあり非常にシャレオツなお店です。
具は根菜類が多めで、大根かぼちゃレンコン等が入っています。場所柄かご飯の量がやや少な目ではありますが、ガッツリ行きたい人は大盛りにもできるし、フライドチキンをつけるもよしでしょう。
海が見えるテラス席がどう見ても似合いませんが、気にしては負けです。カレーのほうは美味しゅうございました。が・・・
ちょっと追い込むと胃からカレー味が戻ってくるｗｗｗ 俺もさっきから息がカレー風味ですわｗｗｗ なんか胃液だかカレーだかわからん酸味がｗｗｗカレーの後に追い込むのは止めといたほうがいいみたいですね。
