どこか遠くでフッチボル

鹿島サポだが裏の顔は日本代表サポ組織「食う軍」の司令。徒然なるままボソボソと。

山崎まさよしがデビュー10周年

2005-09-27 | etc
山崎まさよしが好きだ。
特にここ1年、iPodでかからない日はない程聞き込んでいる。
彼の詩と、アコースティックギターやブルースハープが身体に染み込んでいくんだよね~。

さて、その山崎まさよしだが、デビュー10周年と言う事で、
2枚組ベストアルバムが同時に2タイトル発売になったのだ。
※実際には過去未収録曲あり



  【BLUE PERIOD/Aside集】



【OUT OF THE BLUE/Bside集】



“BLUE PERIOD”に収録されているのは

1.月明かりに照らされて
2.中華料理
3.セロリ
4.One more time, One more chance
5.アドレナリン
6.振り向かない
7.ガムシャラ バタフライ
8.水のない水槽
9.僕はここにいる

ディスク: 2
1.Passage
2.やわらかい月
3.明日の風
4.Plastic Soul
5.心拍数
6.全部、君だった。
7.未完成
8.僕と不良と校庭で

うーむ名曲ぞろい。
“僕はここにいる”は、車運転しながら号泣&熱唱しちゃった事あります。(笑)
“セロリ”は、やっぱり山崎の方だよね・・・これ山崎好きの合言葉。



一方のアルバム“OUT OF THE BLUE”は

1.Rough Rock'n Roll Boogie
2.週末には食事をしよう (Single Version)
3.××しようよ
4.レイン ソング
5.ドレッシング
6.お家へ帰ろう
7.江古田
8.ヌイチャナ シンドローム
9.カタログ
10.愛のしくみ (Single mix)
11.Good morning (express mix)
12.OVER THE RAINBOW
13.Security
14.どこまでも行こう
15.Stand By Me
16.風の伝言 (メッセージ)

こちらは、云わばB面集ってところでしょうか。
題名読んでも気付きませんが、CMで流れている曲が多いので、聞いてて直ぐに一緒に歌えます。
尚、2枚組みのもう1枚は、ギターとブルースハープだけで奏でるインストゥラメンタル。
“mud skiffle track”と名づけられ、11曲収録されています。
この“mud skiffle track”も、車を運転している時のBGMに最適で、エンドレスで聴いちゃってます。


アルバムCMでユウスケが言ってますが、俺も言っちゃいますね。

「やっぱ、山崎いいな~」

G大阪3-3鹿島/スタイルを貫く美学

2005-09-27 | Football
J1優勝争いをリードする鹿島とガンバ大阪の激突は、事前の予想通り打合いとなり、首位争いらしい激しい試合となった。
残り時間がない状態でアラウージョが決勝点を挙げるが、その直後のロスタイムにアレックス・ミネイロが同点弾。
勝ちを確信したであろうG大阪の気の緩みを見過ごさなかった鹿島。
負けたら勝ち点差が4になったシーンだが、再度G大阪に食らいつき勝負はまだこれから。
しかも、勝ち点差6の位置に浦和・磐田など数チームがやはり虎視眈々と首位を狙う。
混戦は残り試合9試合のJリーグを、最後まで盛り上げる事となりそうだ。
今年のJリーグ、面白いな~。



G大阪の攻撃力はシーズン前半から相変わらずだが、失点が後半に入り格段に減っている。
チームとしての成熟もみられ、大黒・アラウージョ・フェルナンジーニョの攻撃陣は相手チームの虚位の的だ。
G大阪の、攻め続けることで相手を守備に押し込む戦法は、効果的であり見る者にとても魅力的だ。

一方の鹿島。
好調だった守備にほころびが出始め、シーズン後半に入って、点を取っても逃げ切れなくなっている。
首位を快走していたが、現在はG大阪を追う立場。
一気に崩れそうな流れだったが、前節の神戸戦で若手が奮起。
再び勢いを取り戻して、首位争いに食いついてきたのだ。

鹿島はこの試合、超攻撃的なG大阪に対して、打ち合いを予想させる布陣を敷いて真っ向勝負を挑んだ。
小笠原をボランチにいれゲームを組み立て、攻撃はアレックス・深井・本山・増田を先発させ走る事で相手を押し込める戦法。
キーポイントのプレーヤーは小兵の深井。
Jリーグ登録選手中2番目に低い身長ながら、その闘志でボールを追い続けるファイター。
前線からボールを追い、一度ボールを奪取すると果敢な攻撃でチームのムードを盛り上げる選手だ。
鹿島サポーターからの人気も高く、ピッチに立った時の声援は、あの小笠原を凌ぐほど。
伝統的にファイタータイプが好きな鹿島サポーターの、今一番のお気に入りなのだ。

結果的に同点で終わったが、試合内容は全てがつまったような濃密な90分。
普段経験を武器に、相手をいなして行くかのような鹿島が、攻撃的なG大阪に対し、プライドを掛けて打ち合いに出た。
相手の得意な試合を、真っ向勝負でぶつかって行ったのだ。
引いて負けたりドローだと残り試合の影響が怖かったが、打ち合いに出て、しかも終了間際の同点劇は、鹿島を再び調子が上がらせる予感がある。



鹿島は本当に選手層が厚くなってきたね。
元代表FWの鈴木が控えに追い込んだのは、前記の深井。
更には、神戸戦・G大阪戦と連続して元来小笠原の位置に入った増田誓志(ちかし)。
ジーコの秘蔵っ子としてしられ、そのプレーの質から“天才”と呼ばれるMF野沢。
※野沢は決定力の高さから、現在はFWとして出場
控えに鈴木がいるのは体調を落としているからではない。
それを上回るパフォーマンスを見せ始めた深井と野沢。
鹿島は新しく生まれ変わる脱皮を成功させたのかもしれない。

最後に、ボランチの青木。
昨年まで中田浩二の影に隠れ、出場は僅か。
今シーズンの前半戦、ピッチに自分の場所を見つけられないかのように、ポジション取りが悪く。ゲームの流れから乗れずにおどおどしている印象があった。
しかし、叩かれるのとゲームに出る事は彼を成長させた。
現在、フェルナンドとのダブルボランチの一角として君臨。
正確なロングボールと、ロングシュートもはまり始め、鹿島の攻守の要となってきた。
優勝へのポイントは小笠原ではなく、以外に青木かもしれない。
闘え青木よ!