日本では60年あたりから痛風が急増しているが、これは核酸の摂取が増えたからだと考えられます。
昔は、痛風を贅沢病とか帝王病とか言っていた時期もあったそうです。
それは、食生活の貧しい時期、ふんだんに肉や魚等を食べられるのは、貴族階級やお金持ちだけだったからです。
現在ではどうか?
逆に肉や魚等の摂取が増え、食べたくとも食べられない人は病人ぐらいじゃないでしょうか。
また、核酸の摂取が増えてきたのは、肉や魚だけではありません。
現在増えたのが、核酸系調味料です。
調味料には、調味料(アミノ酸)と表示されているグルタミン酸ナトリウムと、調味料(アミノ酸等) 核酸系などのほかの調味料が混ざったものがあります。
現在では5-イノシン酸とか5-グアニル酸などという核酸系調味料を加えた「複合調味料」が人気です。
核酸系調味料としては「いの一番」という名称で武田薬品が最初に大量生産を始めました。
味の素の「ハイミー」にはイノシン酸という核酸が12%も含まれています。
また核酸系調味料の最大のお得意さんは加工食品業者で、カマボコや焼き肉のたれ、濃縮めんつゆ、スープ、つくだ煮、珍味などあらゆるものに核酸は使われ、加工業者は、これらの核酸系調味料がなければやっていけないとも言われています。
日本人は一日に数百mgもの核酸を体に入れていると言われ、今後健康のためには、核酸の摂取をできるだけ控える工夫が必要になってきています。
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