玄海の語り部

「健康」を当たり前と思っている人。
それを失ったときに判る「健康」のありがたさ!
川俣保美がそれを熱く語ります。

混合診療について

2011年07月07日 09時21分36秒 | 丹羽先生
丹羽療法では、よく患者さんに聞かれたり、言われたりすることがあります。

何故、土佐清水病院では保険が利かないの?

保険適用出来たら、もっともっと救われる患者が増えるのに。

丹羽先生は以前出演したテレビでこう答えています。

全く新しい考えで作られている薬は、認可を取るのに、1点100億以上かかるため、認可を取る事が出来ない。

それなら、丹羽先生の薬以外は、例えば入院費等だけでも保険で適用できないの?

実は、日本は保険診療と保険外診療を併用する混合医療を禁止しているのです。

保険外の薬や治療法を使うと、患者は入院費や検査代など保険対象の診療分も含め、費用の全額を負担する必要があります。

混合診療を認めれば、保険部分の負担は原則3割で済み、患者は経済的に今より楽になるのだが、この規制緩和には「新しい薬や治療法の保険適用が進まなくなる」と医療界の反対が非常に強いため、規制を外すことが出来ないのです。

このため厚生労働省は混合診療を容認する対象を、将来の保険適用を前提にする場合など一部に限定しており、原則禁止の立場を変えていません。

ただ日本の医療費の伸びの半分程度は医療技術の進歩が要因。

安全性や有効性が確認された薬や治療法をほとんどすべて保険適用している。

保険でカバー出来る範囲はどうあるべきか。

混合診療のあり方を含めて、見直すよう求める以前から何度も指摘されているが、なかなか規制緩和されません。



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