富里乃堰に行って来た。2023年8月チャンピオンシップ

2023年8月5日（土）　晴れ

第一土曜日恒例の富里乃堰のチャンピオンシップに参戦しますので、片道2時間の時間を掛けて富里へ向かうために2時半起床。3時出発したのです。

運転中はAmazon musicで音楽を聴きながら順調に富里へ向かいます。

このチャンピオンシップ大会の参加賞は卵です。上位入賞すると個数が増えますので、昨日は奥さんと一緒に買い物に行った際に、卵は買わなくていいと言っていたのです。なんとか入賞して個数を増やして持って帰りたいと思っています。4月のことを思い出しながら、多くの卵を持ち帰って「お父さんは出来る子だと思っていた！」と言ってくれる奥さんを想像しつつハンドルを握るカッパです。

朝5時頃に到着しました。

トイレ行ったり、常連の方々にご挨拶して仲間を待ちます。

本日はチームカッパのメンバーはAプロさん、ニシヤン、パイセンさん、ハマちゃん、ウィーちゃんが参戦します。

5時半過ぎに受付開始

東23番を当てました！

東側の座席だと午前中は影になるのでパラソルを立てずに済み、楽に釣りができるのでラッキーです。

釣座に着いて準備しているとカッパの左隣の東22番に人が入っただけで並びは空いていました。

朝準備をしていて、超珍しくTwitterにアップしましたが、この時上手くアップ出来ていませんでした。

【釣結果】

パラソルを立てずに済みそうなので、中尺でも気にせずに竿が振れます。

左の方から左5席以上は空いており、カッパの右側も2席空いてガラガラです。

沖目の方がヘラブナが集まるのが早くなることを予想してモーニングの早い段階から枚数を稼いでやろうと欲張ることにしました。

ちょっと大きいヘラも釣れることも期待して…

竿：シマノ閃光LⅡ 12尺

浮子：水幸作　細パイプトップ　4cmB

ハリ・ハリス

上：8号　8cm

下：5号　30cmスタート

バラケ

鬼武者1、速攻かっつけ1、ペレ匠顆粒0.5、ペレ匠デカ粒0.5、水1.5

クワセ

コーラ感嘆

力玉ハードⅡ、力玉大粒サナギ漬け

6時30分スタートですが、6時20分には準備が終わっています。餌ボウルは4ボウル分準備して、1ボウルだけ水を入れて作っています。その他、3ボウル分だけ小袋にブレンド済みのエサを用意して持って来ています。

6時30分スタート！

ボソタッチのエサをガンガン棚に入れるようにします。徐々にバラケのタッチ、回転を変えてアタリを狙いますが、アタらない。

というか、触りすらないです。

触らない、当たらない、どうしようもない状況です。

高速エサ打ちもしましたが、棚にバラケ量を増やせばヘラブナの食い気スイッチが入るような感じはせずに、バラケに積極的に食いに来ているような感じではなく漂うバラケをプカプカ吸っている感じです。

魚は寄っていても受けは出ずアタリそうな雰囲気がありません。

小一時間経って1ボウルも残りヒト掴み分のバラケを残す程度です。まともなアタリはまだ貰っていません。

既に2ボウル目は作っています。

アタリません。

バラケに少し手水を加えて、それなりに調整していましたがアタらずにいました。クワセにコーラ感嘆、力玉ハードⅡを使っていましたがアタらずにいました。今日は浅棚固形セットだと厳しいのかもしれないと不安に思っていました。

残り一掴みのバラケに手水を多目に付けてバラケの大きさは小振りにして、棚には一旦入れて抜けるようにします。

クワセも力玉大粒サナギ漬けにしました。2年モノです。

すると、バラケが抜けてから一呼吸置いて鋭く入って1枚目が釣れました。

しっかりクワセを食っています。

カッパはこれで少し安心しました。

1枚目が釣れたからというのもありますが、浅棚固形セット釣りでクワセを食わせて釣れたところが大きいです。

続いて、同じようなエサ付け、エサ打ちリズム、浮子の動きをもう一度同じようにしてみたら、数投してまたアタリました。

この後、3枚目が釣れた時に、これまで全て下ハリを喰ってきていたので、メーター固形セットで釣れることが確信に変わりました。

両団子やヒゲセットなど他の釣り方が有利と思いますが、カッパは如何にして浅棚固形セットで釣るかしか考えていません。浅棚固形セットで釣れることが分かったので自信を持って釣りを続けます。

自信を持つと不思議とアタってくれます。

ポツポツ釣っていました。

無意識に朝のドライブで聴いた歌を口ずさみながら釣っています。

風も左から吹いて来ていますが、気にせず竿振りを続けます。

13枚までは比較的間を空けずに進みましたが、ここでストップしたのです。同じバラケ、リズムで釣っていたつもりですが、釣れなくなったのです。魚の状態が変わったと、この時カッパは思ってしまいました。

日陰の中でパラソルを刺さずに済んでいます。

風も左から後ろから吹くので、竿振りもさほど苦労せず、風のお陰で涼しく楽に釣りが出来ています。

1フラシ15枚ですので、フラシの交換準備をしていました。

釣れないので、バラケのタッチを変え、浮子の動きを見ながらリズムも色々試してみましたが、アタリが貰えず、スレ掛かりばかりです。

トイレが我慢できずにトイレ休憩して、気分もリセットしました。

この後、休憩がよかったのか、ポツリ、ポツリと釣れて、何とか意地で1フラシ満タンで交換。

なかなか進まずに苦戦しています。釣れる状況にできずに、何とか拾う感じで釣っています。

浮子をワンサイズ大きくしてみると、1枚は拾えましたが、アタリを出せずにいました。

ハリを1サイズ小さく、ハリスは30cmのママとしましたが、バラケのコントロールが思った通り出来ず浮子にアタリそうな雰囲気を出させることが出来ません。

折角日陰に隠れていたのに、お日様が当たるようになりました。熱中症にならないようにパラソルを建てるしかありません。

パラソルがあると12尺だと竿を回収する時、釣りにくくなりそうだし、風でエサのコントロールがやり辛くなったので、竿替えします。

竿：ダイワ　ヘラＳ　8尺

浮子は戻して細パイプの4cmBにしました。

11時までで20枚位

魚の食いが立ち始め、周りもどんどん竿を絞って来ています。

これからエサを打ち抜きます。

ワッサワサに寄せた状態での釣りが好きなので魚をガンガン寄せます。

12尺の時、釣れていたバラケとリズムを再度試してみました。

手水を多目に付けた小振りなバラケを棚に一旦入れて抜けるようにして、バラケが抜けてから一呼吸置いてアタリました。

2，3投してから、またアタリました。

ここで気付いたのは、12尺の時、釣れていたのに釣れなくなったのは同じようなバラケを付けていたつもりですが、実は違うバラケのタッチになっていたからです。

しばらくすると少し間が空いて釣れなくなったので、またバラケを合わせるように手水と大きさを調整して切り返しのタイミングを変えて釣れる状況にしていきます。

ようやく釣り込める状況にしましたが、エサボウル内の調整したバラケの量が少なく釣り込める状況を維持することが出来ません。多めにバラケを作ってタッチを調整するのでした。基エサを補充しつつ釣れていたバラケのタッチに調整するのに苦労しています。

ただ釣り続けるためには調整したバラケの量を確保しておくだけでは不十分であることに大会が終わって気付くのでした。

この時、釣れる状態の維持にイメージを置いていたのです。維持するには釣れているバラケのタッチを打ち続ければ良いと思っていたのでした。

カッパが思っていた釣り続けるためには「維持」する考えだと実際には釣れ続かず、釣り続けるには別の考えと言うか、カッパの中でしっくりくる「維持」とは違う言葉が必要だったと大会後に気付いたのでした。

それでこの時はどうだったかと言えば、

釣れない状況からバラケとリズムを見つけて釣れる状態にして釣り込んで、釣れる状態を維持しようとしてしばらくすると釣れなくなり、間が空いて…

また釣れない状態からバラケとリズムを見つけて…

同じことですが、もう少し具体的な時間で言うと、大体15分釣れずに間を空けていて、1枚釣って、10分位してまた釣り、徐々に釣る間隔を短くしてパタパタ釣ったら次が釣れなくなる感じでした。

時速10枚のペースで釣るつもりでいたのに時速7、8枚程度でした。

なおヘラのサイズは傾向として早いアタリはヘラが小さいパターンが多く、バラケが抜けてちょっと待っていると型の良いヘラが釣れる事が多かったです。

こうして足掻いてみて、2時半になり納竿しました。

結果：43枚

何kgだったか記憶していません。

終わってからも釣り込める状態を「維持」出来ないのは何故か考えまくって、今日の結果が納得出来ず悶々としながら後片付けしていました。

仲間もそこそこ釣ったようです。

ニシヤンは4フラシ目に突入。

ウィーちゃんは3フラシ満タン

Aプロさんもハマちゃんも3フラ行っています。

パイセンは熱中症予防で勇気ある早退をしていました。

表彰式

13人抜けです。

あー今日はダメだと思っていたというよりも、どうすれば釣り込むことを維持することが出来るかばかり考え続けていました。

ニシヤンが11位で呼ばれ、発表される重さから諦めていたら何とカッパは13位で呼ばれました。ラッキーです。

入口側より渡り側の方が上位者が多かったです。

帰りは約3時間弱の道のりでした。

夏は釣行回数が多いので高速代をケチっています。

この時間を使って今日の釣りの反省と釣り込むにはどうすべきだったか考えたのでした。

帰ってから卵を出すと

「お父さんは出来る子だと思っていた！」

疲れが一気に吹っ飛びました。