2020年3月某日(日)
9割まで書いていて、ほったらかしにしていた記事を釣りに行けなかった土日に書いたものです。
まだ春になったばかりですが、天気予報にみぞれマークが付いていました。
釣りに行こうかとどうか?レンタカーで是非乗ってみたいと思っていたトヨタのSUVライズを借りていましたので、車をキャンセルはしたくない。ならばドライブだけ?ありえません。
近場で天気が良さそうな場所を探すのですが、風が強い予報で避けるために水光園に目星を付けていました。本日一緒に釣りをするY師匠からも水光園などを提案され、結局、風に無茶苦茶強い水光園に決定しました。(場所によります)
濡れるので、10尺12尺14尺だけ持っていきます。
釣り方は両ウドンの底釣り縛りです。
今回はむげんさんから貰った富澤商店の特選わらび粉を使用してみますが、どんな感じでしょうか楽しみです。
中Gさんを連れて無事に到着したら、Y師匠は既に到着しておりました。
外は雨が降り出していますが、まだ小降りですので、早速、風が避けられる事務所から一番奥の枡へ行きまして、釣りの準備をしたのです。
風は比較的少ないのですが、前から吹いて来ますので濡れないように、足元にシートを被せておきます。
クッソ寒い中での釣りはどうなることやら。
【釣結果】
釣り方は両ウドンの底釣りです。
竿:ダイワX 12尺(3.6m)
浮子:クルージャンウィンターバージョン 6番
道糸:将鱗 Type II 0.6号
ハリス:将鱗 Type II 0.3号
上 30cm,下 34cm
ハリ:ダンゴマスター 4号
ウドン
特選わらび粉,117,わらびどん,菅原(※追記時、配分のメモは残っていませんでした)
まぶし粉
水光園
ドロ
使っていなかったと記憶(※メモに書いてなし)
雨よけのパラソルは、サイズが120と大型なのでかなりの範囲は雨を防ぐことができるのですが、前から風が吹くと流石に防げません。
テントの方が良かったのかなと思ってしまいます。
横からの風は黒のセブンイレブンで買った傘を横に置いて防いでいますが、これだけでも大助かりです。
一方、Y師匠はパラソル2本挿し。中Gさんのパラソルは小さめで大丈夫・・・?釣りを続けているので大丈夫でしょう。
先ずは一投目。
浮子が馴染んでから、浮子がジリジリとゆっくり返していき、エサ落ちまで出たら打ち返す。
最初は数投、浮子が返ったら直ぐに打ち返してヘラブナを寄せるようにします。
その後,エサ打ち数投で早くも浮子が不規則にゆっくり抑えられるような触りの動きが出たのです。
ヘラブナ釣りをしていると,カッパはいつも,どこでも,この触りの動きが出るとドキドキしてしまうのです。
触りが出ると魚が寄って来た証拠で,次はアタリが出るのを狙います。
浮子が返ってから竿をゆっくり引き浮子のトップを1目だけ静かに沈めます。
そして、スッと竿を前に出します。穂先と浮子の間のテンションが抜けて、浮子が1目ふっと返っていくのです。
この送り誘いでは浮子は僅かにしか動かないのでが、なかなか喰わないヘラが食ってくれることがあるのです。
そう、この時も、送り誘いをした後で,素早く力強く1目だけ「カチッ」というオノマトペが似合うヘラブナ釣りの底釣りで理想的なアタリが出たのです。
この浮子の動きをスパッと合わせた瞬間「ニヤリ」手に重さが伝わるともう快感。
竿を絞り、魚が上がってきて、ヘラブナの口にハリが刺さっていたらもう満足。
口以外に擦れていたら、ガッカリとなってしまいます。
この時は、脳内に快感物質がドバッと溢れたあと、竿から伝わるヘラの動きから食っていることを感じニコニコ80%。
魚が顔を見せて満足99%。
そして玉網にゲットして満足度100%を振り切り120%。
これがあるから、釣りは辞められません。
この寒い中でも釣れて期待が膨らんでいきます。兎に角、釣れずに凸で帰らずに済みました。
寒さは徐々に増してくるのです。
水面から雲谷が出て風で流れていく。
この風景を見ると、池向こうの木々の深緑と相まって山上湖で釣りをしている気分にさせてくれます。
雨はしとしとと降り、時折風が舞い込み、寒いのですが、それ以上に釣りが楽しい。
カッパは立派な釣りバカの一人です。
1枚目が釣れた後、しばらく、数投竿を振っていても触りが出ずにいたのですが、いきなり浮子にハッキリとしたアタリが出て、竿を合わせてみると軽い。
てっきりジャミかと一瞬思ったのですが、そこまで軽くなく上がって来た魚は水光園産2年生の小ベラでした。
さあ、次行こう
気合を入れてもそれは釣る人だけで、池の魚はモーニングサービスを終えたようで気配が消えてしまいました。
触りが遠く、しかも寒いので、手返しもスローテンポに自然となってしまっています。
辛抱強く、浮子を見つめつつ触りや、急なアタリが出るのを待つのです。
寒くなり、水面に落ちてくる雨が段々みぞれになって来ているのが見えてきます。
辛抱強く待っているとようやく触りが出て、釣れるとまた静かになってしまいます。ヘラブナの活性がかなり低いのでしょう。
こういう時、いつもならカッパはアタリを狙うスナイパーの気分ですが、この時はただ浮子が動くのを待つオジサンになっていました。
カチッ
良いアタリが出てくれました。竿に伝わる引きの重さを感じる間もなく、さっきより少しちいさい水光園産の2年生のヘラが水中から飛び出て来ました。玉網で掬い早く大きくなれよと思いつつ池に戻すのです。
いつの間にかみぞれが雪になっています。
風も吹き寒い。
雪除けに膝に掛けているマルキューのシートが、ヘラスカートの代わりになって風を防ぎ暖かいのです。
寒さでトイレも近くなり、パラソルから抜け出る時、身体がパラソルに触れると、雪がバサバサとパラソルから落ちてきました。辺りは薄らと雪が積もり出しているのです。
寒くて、パラソルの影に隠れて釣りをしているとすっかり無口になってしまいますが、トイレ休憩の時には、声を掛けて皆さんの状況を確認します。カッパは静か過ぎて冬眠しているように思われていたみたい・・・爆
釣りを再開しますと、底釣りの場合少し休憩したら床休めとなり次に釣れることが多いのです。
どうでしょう。
・・・
さっぱり触りが無くなりました。
カッパが休んでいる間に、ヘラブナも何処かに遊びに行ってしまったようです。
心の中で叫びます。「カンバーック、ヘラブナァァァ〜」
すると、心の叫びが通じたのかいいアタリが出ました。
そして、釣れたのは、「葉っぱ」
心の叫びは通じず、逆にヘラブナを遠ざけてしまったようです。
雪は静かに降り続いてきます。
そのうち雪がパラソルに降り積り、パラソルを固定している万力が傾き出しました。
急ぎ行きを振り落として、釣りを続けるのです。
今日はテントを張らずにいてよかったです。テントだったら多分雪の重みで潰れていたかもしれません。(雪の中で使った事がないので分かりませんが・・・)
お昼の時間になり食堂へ
昼食はトンカツ定食ですが、アジフライをサービスしてもらいまして、このアジフライが美味いのです。
久々に食べるアジフライでしたが、身の厚く味のしっかりして,お腹を満たしてくれます。
しばらく事務所で暖をとっていたら、寒空の中で釣りに戻る気が失せてしまいそうになりますが、釣りバカのカッパ達は席を立つと躊躇なく釣り座に戻るのでした。
さて、午後からの釣りとなります。
浮子をオモリ負荷の小さいものに変えてみます。これで釣れるかどうか?
釣れないならば、何かするしかありません。
浮子変更
ケンシ ウドン浮子 100 (ボティ10cm 0.8mm PCムクトップ)
一応、底立てをやり直してみなした。
床休めでも魚は釣れずに、数投エサを打ってみましたが、触りなし。
昼過ぎから雪は徐々に上がってきて、寒さも少し、ほんの少し和らいだ気がします。
さて、ここから少しでも本気を出して釣る体制に入ります。
どこにエサを落とすか、釣りやすい場所探しとなります。
そうはいっても、水中は見えず、頼るは浮子のみ。エサを打って、浮子の馴染みをみて、魚の触りを確認してと浮子からエサを打つ辺りの地形、ヘラブナの状態を読み取るのです。
エサは底が高めの場所を中心に狙ってエサ打ちをしていきます。
午後からヘラの活性が少しだけ良くなり寄って来てくれたようで、浮子に生体反応を感じるときもあります。
何投か同じ場所目掛けて(※メモであえて『目掛けて』と書いていたので、多数暴投はあったと思います)エサ打ちをしました。
何枚か釣れた後ですが、高めの場所はあまり掘れないようで、釣りがしやすい。
この場所にエサ溜まりをつくる気持ちでエサを打ち込んでいると釣れ、釣れたら回転を上げてエサ打ちをします。掘れないので棚修正も不要で、ペースエサ打ちを繰り返します。
渋い中でも釣れるようになり、ポツポツとアタっていきました。
時間となり納竿しました。
結果12枚
※ この後は、メモが残っていないので、これにて終わり。