カッパの淡々スイスイ

ヘラブナ釣りなんかの淡水ウキ釣

道糸の特性 東レ 将燐 TYPEⅡ

2016-06-21 21:00:00 | 
東レ 将燐 TYPEⅡ



【確認項目】
1.太さ
マイクロメーターで太さを計測します。(3回平均)


2.糸の伸び
計測方法
1mの糸を結び目がずれないようにしっかり結び、輪を作ります。片方を壁に掛けたフックに引っ掛けます。
このときの長さを基準にします。

反対側に1kgの錘(ペットボトルの入った袋)を引っ掛けます。



30秒以上経ち錘を着けたまま、最初の長さ(基準)から増加分を測ります。
これを「伸び」としています。(釣れたとき、どの位伸びるのか)
錘を外し30秒以上後に最初の長さ(基準)からの増加分を測ります。
これを「戻り」としています。(釣れた後、どの位戻るのか)
伸ばした同じ糸で3回続けて「伸び」と「戻り」を測ります。(繰り返した時、糸の長さの変化はどうなるのか)
一連の計測を3回した結果を示します。(平均値)


3.糸の縮れ、縒れから伸び
糸を縮れさせ、縒れさせた後で、糸を伸ばしてどのようになるか観察してみます。


4.結び目の強さ
八の字結びの輪を捻る回数を二回にした八の字結び(二重ハチノジ結び)を5回計測した荷重の最大値、最小値、平均値を記載します。


結果
1.太さ(一般な基準:0.147mm)
  0.1477mm

2.糸の伸び
 1回目 伸び 40.7mm, 戻り 0mm
 2回目 伸び 40,8mm, 戻り 0.5mm
 3回目 伸び 40.5mm, 戻り 1.2mm
 ※ 1mm以下は誤差となります。

3.糸の縮れ、縒れから伸び
縮れ

伸ばした後


縒れ

伸ばした後


 4.結び目の強さ
  平均値 2.29kg
  最大値 2.56kg
  最小値 1.96kg

  実験していて、バラツキが大きい印象でした。


最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様 (すー)
2016-06-24 19:59:16
かっぱさんおひさ
機械巻きの特性があるけどロッドで偏りは
実際使って痛感します
安かろう悪かろうでも無くテンションかけ
て使用時確認してますが…
野と箱のへらではまるで違うから号数選び
も考えちゃいます
メーカーも試して結張力表記あるけど信頼
は疑問?奏0.5が凱0.4より弱いとか(笑
ワーゲンや三菱、スズキも偽装(涙
そんなん気にせず楽しみましょう(*^_^*)ノ
返信する
Re:お疲れ様 (カッパ)
2016-06-24 21:11:09
〔すーさん〕
お久しぶりです。
糸はメーカーが言っていることや、主観と違うことがあるから、比較すると楽しいです。

ハリスはそのうちやります。気長に待ってみてくださいね。

道糸でやったことプラス、コブの強さも計ります。野も箱も池でヘラ違いすぎ。
返信する
07ですが… (むげん)
2016-06-27 21:56:51
昨日谷養魚場の月例大会で使いました。
18尺両ウドンで上バリが竿尻より5センチ程でた状態で使用。
竿はダイワのFXでしたが600グラム以上のヘラが掛かると道糸が伸び、ヘラが寄せられない感じでした。
最も約4.8mだから40センチ近く伸びるから?
単にロッド操作が悪いだけなのか…(^^;
この仕掛けで昨日は42枚23キロでしたが、何回か使っている仕掛けなので強度的には問題ない感じです。
返信する
Re:07ですが… (カッパ)
2016-06-28 08:32:45
〔むげんさん〕
糸の太さで伸縮がどの位変わるのかも、やってみたくなりました。
水に浸した場合の強度、太さの違いでね強度と、色々とアイデアありがとうございます。

次はバリバスの糸の結果をアップします。
返信する
あれ? (むげん)
2016-06-28 09:47:20
18尺だから5.4mでした(^^;

太さやロットでも違いがあるのかも…

ハリスはあえて硬くて太めのレブロンの03.04しか使っていません(^^;
返信する

コメントを投稿