道糸それぞれの特徴を計ります。
東レ 将燐 スーパープロ フロロ
【確認項目】
1.太さ
マイクロメーターで太さを計測します。(3回平均)
2.糸の伸び
計測方法
1mの糸を結び目がずれないようにしっかり結び、輪を作ります。片方を壁に掛けたフックに引っ掛けます。
このときの長さを基準にします。
反対側に1kgの錘(ペットボトルの入った袋)を引っ掛けます。
30秒以上経ち錘を着けたまま、最初の長さ(基準)から増加分を測ります。
これを「伸び」としています。(釣れたとき、どの位伸びるのか)
錘を外し30秒以上後に最初の長さ(基準)からの増加分を測ります。
これを「戻り」としています。(釣れた後、どの位戻るのか)
伸ばした同じ糸で3回続けて「伸び」と「戻り」を測ります。(繰り返した時、糸の長さの変化はどうなるのか)
一連の計測を3回した結果を示します。(平均値)
3.糸の縮れ、縒れから伸び
糸を縮れさせ、縒れさせた後で、糸を伸ばしてどのようになるか観察してみます。
4.結び目の強さ
八の字結びの輪を捻る回数を二回にした八の字結び(二重ハチノジ結び)を5回計測した荷重の最大値、最小値、平均値を記載します。
【結果】
1.太さ(一般な基準:0.147mm)
0.146mm
2.糸の伸び
1回目 伸び 54.0mm,戻り 3.5mm
2回目 伸び 54.5mm,戻り 4.5mm
3回目 伸び 55.5mm,戻り 5.0mm
3.糸の縮れ、縒れから伸び
縮れ
伸ばした後
縒れ
伸ばした後
4.結び目の強さ
平均値 1.775kg
最大値 1.900kg
最小値 1.630kg
東レ 将燐 スーパープロ フロロ
【確認項目】
1.太さ
マイクロメーターで太さを計測します。(3回平均)
2.糸の伸び
計測方法
1mの糸を結び目がずれないようにしっかり結び、輪を作ります。片方を壁に掛けたフックに引っ掛けます。
このときの長さを基準にします。
反対側に1kgの錘(ペットボトルの入った袋)を引っ掛けます。
30秒以上経ち錘を着けたまま、最初の長さ(基準)から増加分を測ります。
これを「伸び」としています。(釣れたとき、どの位伸びるのか)
錘を外し30秒以上後に最初の長さ(基準)からの増加分を測ります。
これを「戻り」としています。(釣れた後、どの位戻るのか)
伸ばした同じ糸で3回続けて「伸び」と「戻り」を測ります。(繰り返した時、糸の長さの変化はどうなるのか)
一連の計測を3回した結果を示します。(平均値)
3.糸の縮れ、縒れから伸び
糸を縮れさせ、縒れさせた後で、糸を伸ばしてどのようになるか観察してみます。
4.結び目の強さ
八の字結びの輪を捻る回数を二回にした八の字結び(二重ハチノジ結び)を5回計測した荷重の最大値、最小値、平均値を記載します。
【結果】
1.太さ(一般な基準:0.147mm)
0.146mm
2.糸の伸び
1回目 伸び 54.0mm,戻り 3.5mm
2回目 伸び 54.5mm,戻り 4.5mm
3回目 伸び 55.5mm,戻り 5.0mm
3.糸の縮れ、縒れから伸び
縮れ
伸ばした後
縒れ
伸ばした後
4.結び目の強さ
平均値 1.775kg
最大値 1.900kg
最小値 1.630kg
こんな比較実験、自分ではできそうもありません。
ということで、かっぱさんの実験に期待します。
こんなことされたら、各メーカーの担当者は、真っ青に!
コメントありがとうございます。
素人が身近なもので出来ることをしていますから,検証自体は大したことはありませんが,傾向だけはつかめると思います。
結局は,糸は使う人の好みになりますよね。それでも特徴が分かればより使い易いかなと思っていますので,参考になれば嬉しい限りです。
メーカならば,既にもっと精度のよい試験をしてバックデータを持っているんでしょうね。
引張試験機が欲しいなぁ
この特徴の結果を参考にしてもらえると嬉しいです・・・
ラインは消耗品ですから、コマメに仕掛けを変えるのはいいことですよね(^^)b
ちなみに、糸の比較には、10m位の糸が必要ですが、残った糸でも中長尺を最近愛用しているので、直ぐに使ってしまいそうです。
1回目 伸び 54.0mm,戻り 3.5mm
2回目 伸び 54.5mm,戻り 4.5mm
3回目 伸び 55.5mm,戻り 5.0mm
写真の計測方法を見ると1mの半分の50cmが無負荷の状態で、負荷中がそれぞれ554.0mm、554.5、555.5mmで、負荷削除30秒後が503.5mm504.5mm505.5mmで落ち着くということですか?
1mの糸を半分の2本に分けているので実際の伸びは2倍になりませんか?
実際にこのスーパープロGLの06を段底用の道糸として使っていますが、確かに戻りが少ないからタナが安定して使えます。
ただ比重(糸の重さ)がナイロンより重いため、道糸の重さがウキにかかるまでにアタリが出る時かチョーチンで釣るウキから穂先までの距離が少ない場合にしか使っていません。
ナイロン系の結果が早く知りたいです。
特にバリバス プロバージョンVが…(^^;
うっ!鋭いです。
1mの実際の長さにすると2倍の長さになりますね。
フロロとナイロン糸の違いが分かると、また面白い結果になります。
くどいようですけど、どの糸がいい悪いといっているのでは無く、その特徴が分かると、使い方の幅が広くなることを考えて検証しています。