2020年12月12日(土)
最近、すっかり寒くなってしまいました。特に朝は布団から出たくなくなる季節です。
釣りの準備をしていなかったのです。
温かい布団。
準備をする面倒くささ。
枕元のタブレットと釣り動画。
・・・そして流されるままカッパは気付いたら二度寝をしており、幸せなひとときを味わっていました。
ふと時計を見ると8時過ぎ。
いつもならもう1枚以上は釣っている(と思いたい)時間です。
今日は釣りはやめてもいいかな?などとまったりと過ごしていたら、カッパの奥さんから『いい天気だから外に行っておいでよ』と言ってきます。
これは根っこを生やしたおデブのカッパを釣りをエサに追い出して運動させるように仕向けてくれます。
それでも、ダラダラ・・・
気付けば12時過ぎ。
流石にこの時間までダラダラ過ごしていると本当に1日中何もせずに終わってしまいそうでしたので、釣りに行くことにします。
もうこの時間ならば行先はカッパとしては言わずもがな見次公園でしょう。12月になり寒さで釣れないならば、それはそれでブログを書くネタになるのでOKです。
釣りに行くから,自転車を貸してくださいと奥さんにお願いしたところ,こんな時間から行くので題目のようなことを言われてしまいました。
確かに出発は遅すぎて,多分見次公園に到着するのは13時30分頃になりそうです。日が暮れる時間が早いので頑張って釣りができるのは2時間半ですから凸ネタを書く可能性が大です。
アシスト自転車に荷物を括り付け、自作の折り畳み式のスノコと、へらクッション、玉網を前のカゴに入れて、ロッドケースには、竿2本、竿がけ、玉の柄を入れています。
巣鴨から17号線を埼玉方面へペダルを漕ぎながら・・・
今日は釣れるのかどうかとか,
釣り座は空いているだろうかとか,
バラケエサのブレンドはどんな風にしようかとか,
この時期だとどの浮子を使うのがいいだろうかとか,
竿はどっちがいいかとか,
など,思いが浮かんでは消え浮かんでは消え,ドキドキしながら見次公園に到着しました。
到着後、釣りを終えた常連さんに状況を伺うと、昨日までは放流した新ベラが口を使ってくれていたようですが、今日はかなり渋くなっているようです。それでも朝方はまだ浮子が動いてくれたようですが、その後はイマイチのようです。
段底もされたようなことを言われていましたが、鯉しかかからなかったようで、棚1m弱(80cmくらい)のセット釣りをおススメされました。
ウドンセットですか・・・
よかった。もとよりカッパはウドンセットをするつもりで来ています。
それよりも気になったことは,ここで段底をしているお方がいらっしゃったということでビックリでした。カッパは根掛かりしそうで怖くてやったことがなかったのですが,いつかチャレンジしてみましょう。
今日の釣りはどうなることやらと、ちょっとワクワクしながら、準備を始めるのでした。
【釣結果】
話を聞いて見ると、浅棚では10尺でいい釣りをしたお方がいたとのことです。
本日、カッパが持ってきているのは、11尺と13尺。短めがいいと言うことで、11尺を選択します。
時間がないので,急いで準備をしますが,カッパはトロくさくモタモタしてしまいますのでヘラバト4のようにはいきません。
タックル
竿:ダイワ 天峰剣 11尺
浮子:クルージャン ウィンターバージョン2016~17 WAS 4番
(ボディ 5cm 細パイプトップ)
道糸:不明
ハリ,ハリス
上:ダンゴマスター6号 多分0.5号 6cm
下:クワセヒネリ3号 0.35号 35cm
仕掛けは,竿に着いたままものでしたので,何だったか詳細は不明です。
バラケ
粒戦 100cc
粒戦細粒 100cc
サナギパワー 100cc
水 200cc
SET UP 100cc
セット専用 100cc
水が少なめで,池に手を入れて手水しながらバラケのタッチを調整します。
手水で調整したときに,手についている麩が洗われ,その麩を吸い込みに恋が何匹も寄ってくるのです。
さて,エサ打ちを開始すると,
カッパって,どうしてこんなに竿振りが下手なのでしょう。と思ってしまうほど,右へ左へ前へ後ろへと方向が定まりません。
カッパって,どうしてこんなに餌付けが下手なんでしょう。と思ってしまうほど,池ポチャ,ゼロ馴染み,沈没してしまいバラケのタッチ,付け方が決まりません。
ただし,失敗したらすぐに仕掛けを回収して,受けが出るまで,竿振りの精度を少しずつ上げていき,バラケのコントロールをできるようにして,浮子が返ったら,仕掛けを回収する前に1度誘い(捨て誘い)をしてから引き揚げるようにします。
回りを見ると釣れているようには見受けられません。大丈夫か不安と,この時から凸ったときに何を書こうか?などとまた,頭の中をグルグルと思いが浮かんでは消えていきます。
竿を絞って釣ってられる方を見てまだ希望を持つことができました。
釣れている人を見ても自分の浮子に反応がないと楽しくありません。
10投以上打ってから,ようやく浮子に受けが出ました。少しだけワクワクした気持ちが芽生えます。
ワクワクしながら数投エサ打ちを続けてみたら,受けが出ただけで触りが出ません。こうなるとワクワク感は萎んでしまいます。
そのうち比較的あっさりと馴染むようになり残念でしかたないのです。
テンポよくポンポンとエサを打って,没しないようにするには早めに抜くように気を付けてエサ付けします。抜くと言ってもさっきの魚の受けからゼロ抜きは,なんだか違うように思い,馴染んでから直ぐに抜けて再度クワセの馴染みがでる=リバウンドの釣りになることを目指します。
一方,このバラケは,粘りが強い感じがして抜きのコントロールが難しく,手水をするとダンゴになるような感じ,更に僅かに手水してからほぐすと今度はバラケ過ぎてしまうので,カッパには難しくなっています。
捨てると勿体ないお化けが出るので,ある程度粘っていても丸める圧と大きさ形を色々試していきます。
こうして,リバウンドの釣りになるように一旦馴染んでから早く抜くように調整していきます。上手くいかないから調整ばっかりしているのですが・・・
こんなことをしていると,また自然と受けが出てきたのです。
ワクワクしてしまいます。
注意深くエサ付けしてから,出来るだけ落とし込みで数投エサを打っていると,浮子が持ち上げられるような受けが出て,馴染み際に体が自然と竿を合わせてみると,腕に感じる心地よい引きを楽しみながら釣りました。
元気はよく楽しかったのですが,上がったのは↓のように小さかったです。
1時間以上掛かって何とか釣れて,小さいが引きを楽しむことが出来ました。
続いてまた同じような場所にエサを打ち続けていたのですが,右側に約50㎝以上は慣れてエサを落としてしまいました。一度受けが出てたのです。浮子が立ってから,落下する下バリの喰わせを追いかけてきたようで馴染みながら浮子がス~ッと水中に滑らかに消えていくのです。竿を合わせると竿がしっかり曲がり2匹目のフナです。
今度は,さっきよりも大きいのでも白かったです。
鴨が水面に浮いた麩をついばんで,エサ打ちを邪魔してくれますが,ドケと言っても,竿で水面をバシャバシャ鳴らしても,慣れたもので悠然と泳いで行くのです。
受けは続くのですが,バラケがもうありません。
浮子が返ってから,弱い触りが続きます。
ついつい,誘ってから「こい」と言ってしまいました。
いけません。「こい」なんて言ってはいけないのです。
だって,「鯉」が釣れるかもしれないから・・・駄洒落ですか・・・
3時前,バラケが無くなったので,納竿しようかと思いましたが,受けがあるので,まだ釣りたいと欲が出ます。欲望に負けそうです。そして,負けました。
バラケは
SET UP一掴み,セット専用一掴み,PBセット一掴み,粒戦細粒一掴み,サナギパワー少々,水適当
出来上がったバラケは・・・ダンゴみたいなってしまいました。
このバラケでは色々と調整しても全くコントロールできずにいます。竿を振るのですが受けや触りが出ずに時間だけが過ぎて行きます。
1羽だけだった鴨が,数羽水面に浮かぶ麩を食べに浮子の周りに来たりしてくれました。
釣れる感じが全くしないものの,竿振りの練習として4時前に薄暗くなるなかバラケが無くなり本当に納竿しました。
釣れたので足取り軽やかにペダルを漕ぎながら帰宅したのです。
さて,帰宅してみると子供会のクリスマス会のプレゼント選びに悩んでいる奥さんはとうとう頭が沸騰したようで「乾電池800円分てどうかな?男女問わず実用性100%だよ。」などと言い出してきたので,「嬉しさ10%未満」と一言却下しました。
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