盆の最中
仙北地方の 道の駅 に立ち寄った
地元の野菜等が
並べられた棚の片隅に
ダンボール箱が ひとつ
中には 15センチ程に
切り揃えられた
植物の茎とおぼしき
ストロー状のものが
10本位ずつ 輪ゴムで束ねられて
入っていた
それらの どれもが
片方の1センチ程が
墨汁にでも浸した様に
黒く染められている
無造作に切った
ダンボールの切れ端に
“らっそく“ と書かれ
立て掛けてあった
「これは何ですか?」の問いに
「盆の迎え火と送り火に焚く
大麦の茎です」
求めて その感触に
ふっと 昔の夏の
一場面を思い出した
薬缶で煮出した麦茶を
コップに注ぎ
そこに差し込んだ
大麦のストロー
そうそう あれあれ・・・
プラスチック公害
海洋汚染の危惧される昨今
大麦のストロー復活は
景色も思惟も
お洒落ではありませんか
さて “らっそく“ の語源は
“蝋燭〈ろうそく〉でした
「トマト🍅を切る時
潰してしまう」
から始まった
包丁🔪の研ぎ方云々
砥石で研いでいる方の
形態模写付きの指導に
皆様 「無理だあ〜っ」
そして
それぞれの家庭で使っている
簡易研ぎ器の披露となった
何気無く使っている
日常の品々を
皆様方集まった この日
改めて見直す機会となった
己の習慣となった
やり方 生き方も
客観的視点で
見詰め直したいものです
・盆 ・原爆忌 ・終戦記念日の
八月が終わった
向田邦子著
“字のない葉書“が 絵本となって
戦争を知らない世代に
手渡せることになった と
新聞に載ったことを
Aさんが話してくれた
早速 Kさんがスマホで
画像検索
疎開していた
未だ字の書けなかった
筆者の妹と父親との
葉書のやりとりが主題
戦争は 百人百様
千人千様の体験と実感する
短い随筆 故
是非 ご一読を
因みに出典は “眠る盃“
また 光村図書出版の
中学校国語の教科書に
載せられている
字のない葉書
全文
一緒に回覧致します