オリンピックについて書くつもりはなかったんだけれど。
しかも前回に引き続き。
それだけやはり、幼少の頃からの洗脳は根強いんだろう。
が、少し離れて見ると、オリンピックからいろいろなものが見えてくる。
まずは、現時点のメダル獲得数。
米、中、豪、仏、英、韓、日、伊、蘭、独、加(8/7、金メダル順)。
見事にG7が上位を占めている。
結局は、欧米列強のお遊びなのだ。
スポーツは、経済的な余裕がないとできない。ギリギリの生活で、スポーツはやってられない。
オリンピック憲章に、こう記されている。
『個人種目または団体種目は選手間の競争であり、国家間の競争ではない』
が、結局は国家間の競争と化し、「日の丸を背負って」という表現をしばしば耳にする。
オリンピックを国家のプロパガンダにしたのはナチスドイツだと言われているが、その前からもそうだったろうし、その「精神」は今も継承されている。まあ、小さなヨーロッパの国々の争いだったのだろう。F1なんかも。
ロシアは不参加。
が、イスラエルはOK。
モスクワとロス五輪のボイコット合戦もあった。
政治的に利用するのはやめましょう、てんじゃなかったんかね。
では、新たに国籍を取得した選手はどうなんだろう。
国籍取得の難しい日本において、スポーツ選手は容易に国籍を取得できる。
欧米列強は、かつての植民地の人や移民を自国の選手にしている(まさに植民地支配)。
そもそも、「外国人」とは?こうなってくるとなかなか難しい。WBCなんかを見ても、日本は外国人に寛容なようだけど、長いお付き合いをするとなるとどうなんだろうね~。
性別の問題もあった。
今回は両性具有の問題だと思うのだが、なかなか難しい。
LGBTのように「趣味」の問題ではない。
相変わらず、ヒーローを「作り出し」ますな。
409人の選手が参加してるんだけどね。
4年に一度てのが、ストーリーにしやすい。
身近じゃないからカリスマ化しやすいんだろうし、あーだこーだ言いやすい(政治も同じ)。
商業主義は言うまでもなく。
もう当たり前すぎて、エッて思わなくなった。
国同士の対立なんだったら、いっそのこと戦争はスポーツで決着をつけたら。
ボクシングでもレスリングでもいいし、パンクラチオンなんてのもある。
綱引きでもいい。
何回か繰り返すうちに、仲良くなったりして。
国土、人口、産業規模の違う国同士の競争はおかしいというのがよくわかる。
戦争しかり、資本主義しかり、オリンピックしかり。
フェンシングの試合に、バズーカ砲を持ってくるのが核保有国。
甲子園もそう。各県はそれぞれ違う。そして県外選手。商業主義。全く同じだね。
日本は団体向きだね。
つくづくそう思った。
個人として育てられていないからね。
それでいいんだと思う。
バレー男子を見てると、一発でトドメを差さないないんだよね。敵に一度チャンスを与えてやる、て感じ。それが日本。でも、強くなったね。うまかった。
金メダルを取れずに、この3年間が無駄になった、というようなことを言った選手もいた。
無駄にはなっていませんよ。
メダルを取った、取らないは関係ない。
むしろ、取れなかった方が人間的に大きくなれるでしょう。
画像はネリー・キム。好きだったんで。
和んだのは、不適切な行為で追放となったパラグアイ選手。コンドームが配られる選手村で、何やったんだ。
バイデン撤退、ハマス指導者殺害、株価暴落・・・。記事が全く追いつきません。ベネズエラやバングラデシュを見ると、アメリカの「やり方」がよくわかる。そういえば、習近平くん、全く見てない。
イスラエルを呼ばない長崎市は立派。市長は、本当はロシアなど戦争当事国を呼びたいと言っている。おっしゃる通りです。
広告いりません