訳もなく、ブログを再開します。
昨日、部屋の掃除をしていたら、小さな棚の下からコウモリの遺骨が出てきた。
完全に白骨化していて、羽を広げた状態で亡くなっていた。
小さな小さな頭蓋骨だった。
昨年の夏、エアコンを入れ替えたのだが、その数日後、夜中にコウモリが部屋を飛び回った。
慌てて窓を開けたけど、出て行かない。
そのうちエアコンの中に入って、出て来なくなってしまった。
一応、設置した電気屋さんを呼んで見てもらったのだが、掃除機で吸い取っても出て来ない。
たぶん、いなくなったのだろうということになった。
その時のコウモリだろうと思う。
コウモリの遺体と、1年間一緒に寝ていたことになる。
変な匂いもしなかった。
これで、ひとまず片はついたんだと思う。
コウモリと言えば、中学生の頃奇妙な体験をした。
夕暮れ時、川沿いの道を自転車で飛ばしていた時、胸にコウモリが当たった。
左に大きく曲がるカーブの途中で、当たった辺りを見た。
ちょっと目を離したその瞬間、目の前には川が迫っていた。
落ちる、そう覚悟したその時、何かが左肩をそっとやさしく押してくれて、川に落ちずに済んだ。
その後、道路標識にぶつかって転び、後ろの車の人が心配して降りてきてくれた。
後で現場検証に行ってみたが、そこには何もなかった。
もちろん、何かあったなら、肩は痛く感じたはずである。
不思議な体験だった。
もう一つ。
ある時、靴を履こうとしたら、どうもおかしい。
中を見てみたら、コウモリが死んでいた。
職場の小部屋には、白骨化したコウモリが壁にしがみついたままだ。
コウモリは、害虫を食べてくれる益獣である。
コウモリの顔はかわいい。
コウモリに比べたら、人間の頭蓋骨は大きい。
我々の脳は、どうやら発達しすぎてしまったようだ。
奇しくも、前回が200記事目。やめるわけにはいかん。
消費税8%。予定通り。