手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

ライン・アンプ その後

2014年12月07日 01時05分25秒 | プリ・アンプ

 

 6384ppのアンプがすごく良くて、ライン・アンプの違いを シビアに表現してくれるので
ちょっと嬉しい悲鳴というか、こんなにライン・アンプで出てくる雰囲気が違うのかと
驚いている。

 ただし、この6384ppは、あくまでも中高域用に使っているので、マルチ・アンプでなく
全域をカバーしたスピーカーシステムでは どうなのか不明だ。

手元にあるのは DYNAUDIOの Contour 1.8 mk2 だけなので 近いうちにこれに繋いで
聴いておく必要がありそうだ。以前、つないだときは出力が10Wそこそこだったので
ドライブしきれていなかった。今回は一応28wくらいは出るので だいぶ感じが変わった
音が出てくれるかも知れない。

でも、Contour 1.8 は 今、TAD1601の中低域に使っている 20W75よりも低音の
迫力は感じられなかったSPなので どうなるのかわからない。
 ただ、さすがにメーカーが作っただけあると思わされるのは 高域の音だ。
ザラつかず、破裂音やサ行の音が きれいに出る。難点は低域の迫力がないのと、能率が低いことだ。

さて、そのライン・アンプだが、現在、音を出せるのは

(1)SATRI-IC + 2SK117(ソース・フォロア送り出し)
(2)C3m + WE407A(カソード・フォロアー)+ 金田式安定化電源(誤差増幅はWE408)
(3)ペルケ氏設計の回路。ただしオリジナルは6DJ8の差動回路だが、球をWE407に変えて
   WE407のカソード・フォロアー +金田式安定化電源(全てTR) という構成だ。
これらの音がどう違うか比較試聴をしようとしたら、 トラブル発生、(3)のペルケ式プリを使うと
金田式DCアンプから盛大なハム音が出た。

これには驚いた。どこかでループが出来たのかと、あちこちチェックするが異常は見つからず。
どうも、プリの出力が繋がる ステレオアンプをブリッジで動作させるアダプタがおかしいようだ。

入力をデジタルテスターで測ると 30-40mVあたりでフラつく電圧が出ている。
ペルケ式プリからの出力から出ていた。
カソード・フォロアの出力は、0.47μFのオイルコンで直流をカットしているのだが、微妙に
直流電圧が発生していた。40-200mVにもなる。これは、出力端子にパラに47Kの抵抗を
かませると、10-20mVくらいまで下がった。が 0Vにはならない。

が、これの電圧をブリッジ・アダプタに入れるのは、やっぱりまずいのでアダプタ側にコンデンサを入れて
直流をカットすることにした。

一応、これで、問題は解決した。が、信号の経路に、1個 コンデンサが増えてしまった。

ま、低域なので、我慢しよう。

肝心の 音については 明日にでも 比べてみよう。


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