手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

CD-52を修理

2010年06月17日 23時03分56秒 | PC_Audio
 これは、ジャンクで入手した CD-72aに付いていたトレイを出し入れする
ギアの残骸です。



フィリップスやマランツのCDPに用いられていたスィングアーム式を
採用した製品のうち、中級機あたりまでは このギアによって
トレイを出し入れしています。そして、これは経年変化でギアの
素材が劣化し、脆くなります。その頃のギアは全てベルギー製だったの
でしょうか。
私が、最初に買ったCD-80も10年ちょっとで おかしくなりました。
 JBLのウーファのコーンエッジのウレタンが日本で使うと
数年で劣化するのと同じで、湿気のせいなのでしょうか。

で、yahooオークションに出ていたギアとベルトを2セット入手したので、
CD-52とCD-72を修理することにしました。

CD-52の内部です。実に あっさりと作られています。それに軽い。



どうやってドライブを引っ張りだすのか、試行錯誤しましたが、
前面パネルの上側のビス 4本を緩め、底側のパネルにある、接合
部分ををドライバで押し開くと パネルがフリーになります。
そうするとトレイをそのまま、前方へ引っ張りだすことができます。
あとは、ギアをセットしてやればOKです。



このギアは、色が白です。どうも、オリジナルではなくて
特注でまとめて製造されたように思われます。
今でも、出品されているのではないでしょうか。
1セット 3千円ちょいというのは、高い気もしますが、
いまや貴重品なので、ありがたいとも言えます。
 同じように、CD-72も取替えました。

で、肝心の音の方ですが、CD-15と比べると同じCDM-4という
ドライブを使っているのですが、やはりベースや筐体の違いでしょうか、
とてもかないません。
CD-15が格が数段 上と言ったところです。とてもCD-15の代役は
勤まりません。

 というのが、先週のことでした。
今週の月曜日に、懸案だった左手の手根管症候群による指先の
しびれを治療するために、手術を受けました。今は、なんとか
Keyを打てる状態にまでは回復しましたが、とてもアンプいじりまでは
できません。実は、PC-Audioをやっていて気がついたのですが、
どうも、ラインアンプで歪みが出ているようです。
Jazz Pianoの強音で、和音がビリつきます。
 このラインアンプをパスすると それが収まるので、たぶん
SATRI-ICの設定がおかしいみたいです。
 ただし、今は、左手が使えないので、残念ながら当分はチェックも
できません。それにしても、両手が使えないと 不便この上ないです。




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