手づくりオーディオで聴く JAZZ

1960年代の後半、BEATLESがまだ現役だった頃に、初めてアンプを作った。ときどき火がつく。

CD-15 かなり回復

2010年06月08日 23時44分25秒 | PC_Audio
CD-15が不調となり、場合によっては、ジャンクで、オークションに
出すか、自分用の部品取りにすることも考えたりした。
ただ、先日、オークションで偶然にCD-72、CD-52シリーズ用の
ギアとベルトが出品されているのを見つけた。即、2組を落札した。
先週末には、届いたので、早速、CD-72に取り付けてみた。
最初は、ちょっと梃子摺った。ギアの軸受けがトレイに隠れているので
トレイ部分を引っ張りださないといけない構造になっているようだった。
ドライブ全体を底板に止めているビスを4本外す。が取り出せない。
電源トランスのカバーが邪魔している。カバーを取るが、トランスが
微妙に引っかかる。トランスを止めているビスも外す。これで
なんとかドライブが取り外せた。
 次は、ギアを取り付ける番だ。が、造りは簡単なのに、窮屈で、簡単には
セットできない。よく観ると取り付け部分のプラスティックにテーパーが
切ってあるので、潤滑油をたらして、押し込んでみたら無事セットされた。
 ドライブを元に戻し、電源ON。
CD-15よりも、のんびりとトレイが出て来た。少し滑らかさに欠ける。
どこかグリスを塗る必要があるのかも知れないが、元々、こんな
ものかも知れない。
CDをセット、ちゃんと曲数が表示された。トラックへの移動もちゃんと
コントロールできた。New York Trio の 「Blues in the night」を
掛けてみる。低音の出方は、CD-15と同じ傾向だが、ピアノの強打で
和音が濁る。音場も、やや平面的か。Digital出力から
ソフトンのDAC2に繋いで音出ししてみたが、音の傾向は、大して
変わらず。
まあ、CD-Rもちゃんと再生できるので、良しとすべきか。

さて、翌日の土曜日は、ギアのセットがもう1組あるので、CD-52にも
取り付けることにした。(こちらのことは、後日、書きます)

で、本命のCD-15について、最後のあがきをすることにした。
久しぶりに上蓋を開けてみる。
 以前、かなりのところまで バラしてみたことがあるが、そのときは
イチかバチかみたいなところがあったが、今回は、それをやると
多分、もう元に戻せない気がした。

以前、分解したときの画像が下部にあり

このときは、レザーの出力調整をやってみた。が、トラックの読み込みは
改善されず。組み立て後、トレイの動作がスムーズにいかなくなった。

いづれにしても、何か、手を付けるところがないか、暫く基板を
眺めていた。そして、以前、基板上のケミコンの大半をOSコンに
取り替えたのだが、どこか半田付け不良なんかあるのではと、
CDを回しながら、OSコンの頭を手で押さえたりしてみた。
実に非論理的なことだが、、、、。
で、ときたまCDを認識しないときに、トレイのOpen、Closeを
繰り返すと、読み込むことがあるので、そもそもこのCDM-4というのは
CDをどう保持しているのかと思い至った。
よくトレイを見ると、上から押さえているだけのようだ。
で、まさかと思い、トレイの蓋(?)をCDを回しながら 上から
ごく軽く手で押さえてみた。すると、それまで認識しなかった
後半のトラックへジャンプした。そして、よく全体を眺めると
その蓋を押さえ具合を調整するネジがあるではないか。
そのネジを回すと、CDを押さえる力が強いと シュルシュルと
いう音が出る。その音を聞きながら、出るか出ないかのところで
ネジをセットすると、うまくCDの最終トラックもリモコンの操作で
ジャンプすることができた。トラックの数が60と多い 英会話の
教材でも、ちゃんとジャンプした。
 それではと、CD-Rも試してみたら、大抵のものは、一応、認識して
くれるようになった。ただし、トラックの後半へのジャンプは
うまくいかなかった。が、それでも、もう十分な状態になった。
 ということで、思いもかけずに、普段、使う分には、なんとか
なる状態にすることができた。
 ただ、これで、CD再生時のノイズはCD-15ではなくてSATRIのDACに
原因があることが ハッキリした。
こちらの方が、やっかいかな。




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