物語の中に重要なファクターとしてバイクやライダーが登場する小説をバイク小説とカテゴリーしてそんな物語ばかり探し出して読んでいる。
そんなバイク小説の中でもお気に入りの一冊がこのいつか風が見ていただ。
1985年に第一刷が発売されている。
中には「いつか風が見ていた」「エリの伝説」「レース・クイーン」「ラストラン」の4編が収録されている。
1982年に発売された振り返れば地平線の続編的な作品群になるようだ。
その後、1987年発売の南の風にモーニンを加えて
勝手に佐々木譲三部作として何度か読み返している。
現在これらは全て廃刊になってしまっているようだ。
2009年に発売されたポプラ文庫のラストランに
いつか風が見ていたの4編に「遠い風の音」を加えた5編で収録されている。
最近では警察小説で有名になってしまってバイク小説は書いて無いようなのが残念だ。
このブログを書いているうちに読み逃しに気付いた。
鉄騎兵、跳んだは佐々木譲氏の初期の作品だ。
題名をしっかり記憶しているし、とっくに読んだと思っていたけど本棚に無い。
楽天ブックスに激安な古本があったのでさっそくポチった。
読後レポはいずれまた。