ライトメロウなひと時

コンポーザー丸木一虎のミリオンセラーまでの珍道中日記 とりあえずはCDを手売りで1000枚売るぞー!!

のど自慢大会

2012-04-19 17:36:59 | 日記
俺の大切な人、二人の話をします。
一人目は、今度NHKののど自慢大会の予選に出場します。昨年もチャレンジしたのだけど残念ながら予選落ちしてしまいました。それに懲りたのかと思いきや、今年も再チャレンジするとの事

その友人は女性なんだけど、彼女は母親の夢を叶えようと頑張っています。娘がNHKののど自慢大会に出場し、そのステージで歌う娘の姿を夢見てるんですよ。彼女は俺のアルバムでも歌ってくれた人でね、とても歌が巧くて人間性もホント素晴らい
そんな彼女と母親の夢が叶うよう神様に祈ってるんですがね。なんだけど・・・日頃は神様なんて言葉はこれぽっちも使わないからして、はたして神様に祈りが届くかは分からないけど、多分届くでしょう。俺の声ってデカイから

さて、昨夜は札幌の某レコーディングスタジオで歌録りをやって来ました
50万円もの高級コンデンサーマイクを使っての作業でね、なかなか良い感じに録音出来たんじゃないかな・・・って思っています

今回の作品は、俺の友人から依頼されたモノなんだけど、その友人はある難病と闘っています。ずっと寝たきりの人生なんだけど、自分の居場所と言うか表現方法として音楽を作っててね。その頑張りっぷりたるや、俺なんか太刀打ち出来ないくらい凄い

この業界うん十年の俺だけど、彼から学ぶ事は少なくない。喋る事もパソコンのキーを打つ事も不自由な彼とはコミュニケーションもままならず、時には誤解を生んだりして大変な時もあります。だけど、不思議と上手く付き合ってると言うか、次第に友人のやろうとしている事ややりたい事が、何となくだけど自分なりに分かるようになりました。

そんな生と死の狭間でギリギリの場所で生きてる人は他にも沢山いますよね。自分は何の為に生まれて来て、その存在価値を問いかけながら生きてます。僕の友人は、若い時からずっと病室暮らしだけど、そんな彼は音楽との出会いによって、生きる意味や希望を手に出来たのだと思いました。桜が散ってしまう前にリリースさせて上げたいと思っています。

そんな彼による精一杯の作品を、このブログを読んでくれた皆さんにも応援して貰えたなら、こんなにも心強い事はない。そして俺自身、友人のような夢を頑張る人を否定するんじゃなく、例え無謀だと分かりきってたとしても、せっかく出会った奇跡。そういう人の夢に最後まで付き合ってやりたいって思います