『かえるでよかった-マックス・ベルジュイスの生涯と仕事―』
ヨーケ・リンデルス/野坂悦子訳
定価:5,040円(本体4,800円)
サイズ:24×21cm 242P
昨年のこの講座で、野坂悦子さんが紹介された、オランダの絵本作家
マックス・ベルジュイスの伝記、『かえるでよかった』(野坂悦子:訳)が、昨年9月にセーラー出版から刊行されました。
2004年の、国際アンデルセン賞:画家賞を受賞する程、世界中で評価されている彼も、若い内から順調に絵本作家の道を歩いて来た訳ではないようです。そのような人生の襞を感じさせてくれる“かえるくん”や “こびとくん”や小さな登場人物たちは、まだまだ生きる事に自信を持てないで居る子どもたちに、安心感を与え、一歩前に踏み出していく勇気をも、与えてくれるのかもしれません。
この本の著者は、すっかり彼の魅力にとりつかれたらしい、伝記作家。ヤングアダルトの書評家でもある彼女は、昨夏開かれたオランダ絵本原画展でのギャラリー・トークを、野坂悦子さんと担当されて、解りやすく楽しい解説をしてくれました。
青い表紙で、美しい装丁のこの伝記、絵本の画や関係の写真が、ふんだんに載せられていて、絵本の楽しみをぐ~んと拡げてくれそうです。少々値段は張るのですが、せめて、公共図書館にはぜひ1冊置いて欲しい気がします。
でも一度手にすると、手元に置きたくなるかも知れないけれど。
ヨーケ・リンデルス/野坂悦子訳
定価:5,040円(本体4,800円)
サイズ:24×21cm 242P
昨年のこの講座で、野坂悦子さんが紹介された、オランダの絵本作家
マックス・ベルジュイスの伝記、『かえるでよかった』(野坂悦子:訳)が、昨年9月にセーラー出版から刊行されました。
2004年の、国際アンデルセン賞:画家賞を受賞する程、世界中で評価されている彼も、若い内から順調に絵本作家の道を歩いて来た訳ではないようです。そのような人生の襞を感じさせてくれる“かえるくん”や “こびとくん”や小さな登場人物たちは、まだまだ生きる事に自信を持てないで居る子どもたちに、安心感を与え、一歩前に踏み出していく勇気をも、与えてくれるのかもしれません。
この本の著者は、すっかり彼の魅力にとりつかれたらしい、伝記作家。ヤングアダルトの書評家でもある彼女は、昨夏開かれたオランダ絵本原画展でのギャラリー・トークを、野坂悦子さんと担当されて、解りやすく楽しい解説をしてくれました。
青い表紙で、美しい装丁のこの伝記、絵本の画や関係の写真が、ふんだんに載せられていて、絵本の楽しみをぐ~んと拡げてくれそうです。少々値段は張るのですが、せめて、公共図書館にはぜひ1冊置いて欲しい気がします。
でも一度手にすると、手元に置きたくなるかも知れないけれど。