小頭町公園も、三本松公園も、集会所の桜も咲いたけど、
今日は朝から冷たい雨。まだまだ花見気分にはほど遠い。それは、天気のせいとばかりは言い切れず...........
し残した仕事が多すぎて、なかなか浮かれ気分にはなれそうもないだけのこと。只今、DVDのコピーに奮闘中。
来週は、会場押さえにも行かなくちゃ。
花見に行けぬ代わりに、テンプレートのお召し変え。
小頭町公園も、三本松公園も、集会所の桜も咲いたけど、
今日は朝から冷たい雨。まだまだ花見気分にはほど遠い。それは、天気のせいとばかりは言い切れず...........
し残した仕事が多すぎて、なかなか浮かれ気分にはなれそうもないだけのこと。只今、DVDのコピーに奮闘中。
来週は、会場押さえにも行かなくちゃ。
花見に行けぬ代わりに、テンプレートのお召し変え。
岩崎京子著『久留米がすりのうたー井上でん物語』が、
福岡市の出版社、石風社から再刊されました。
この作品は、1983年に旺文社から出版されたものを
底本とし表記を一部変え、装丁を変えて再刊された
ものです。
もう巷で聞く事の少なくなった、懐かしい久留米弁が
語られる作品世界、この度はぜひ、大人の人に読んで
欲しいと思います。
岩崎さんは、北野町に所縁の有る方でもあるのです。
今回こちらに来られるのは、この本を原作とした
ミュージカルが、久留米市民会館で上演される折、
久留米がすりの技術保持者である森山富子さんと
対談されるものです。
4月21日の北野での集まりは、全くの岩崎京子さんの
ご好意によるものです。
プロフィール
1922年、東京都に生まれる。日本児童文学者協会会員。
1959年、短編「さぎ」で日本児童文学者協会新人賞受賞。
1975年、「花咲か」で日本児童文学者協会賞を受賞。
作品に『かさこじぞう」『十二支のはじまり』
『久留米がすりのうた』『原爆の火』
『びんぼう神とばけもの芝居』
『公園のふしぎ観察記』『子育てまんじゅう』他多数
岩崎京子さんと語る会
と き 2008年 4月 21日(月曜日)
13:00~15:00
と こ ろ 久留米市北野働く女性の家
2階:講習室
参加費 無 料
講 師 児童文学者 岩崎 京子さん
誰でも参加できます。
直接会場へお出で下さい。
3月18日、小郡市で行われた脇明子さんの講演会に
行きました。
小郡市の図書館講座は、企画がしっかりしていて、
かなり役に立つ講座です。
脇明子さんのお話は、以前に福岡で聞いていたの
ですが、その時点で消化しきれないでいた部分が、
今回のお話ではっきりした様な気がします。
具体的に書名を示して、問題点を指摘されたので、
どのような事を懸念して居られるのかが、解りました。
かなり厳しい選別かな?とも思ったのですが、
自分たちで整理できないでいた作品に対する批判点が、
納得する形で示されたようです。
最近の児童書環境、子どもたちの関心事とも言い
切れない、商業主義に流されているようで、
気になっているところです。
子どもに関わる事だからこそ、もっと真剣に
取り組む姿勢が、行政にもボランティアにも
必要かなと思ったことでした。
それにしても小郡市図書館の、継続的な研修の
仕組みには脱帽です。
きっと優秀な職員が、連携して取り組める環境が
整っているのでしょうね‼
この17日、ヤングアダルトサービス研究会から、
半田雄二さんの講演録が送られてきました。
1998年、(第19期)の2月に、ここで話して頂いた
録音テープから、起こして纏めて頂いたものです。
半田さんは東京の図書館員で、
ヤングアダルトサービス研究の中心的役割を
果たして居られたと記憶しています。しかし、
その年の夏、いきなりの訃報に驚かされました。
後に、この講座にも参加しておられた、伊万里
図書館の方(森戸さん?)を通しての同研究会
からの申し越しでテープをお貸ししたものです。
司会者の言葉から、質疑の内容まで、丁寧に
記録されていて、当時を思い出して感無量です。
その頃、図書館に夢中だった世話人で本屋さん
の原田明夫さんも、今はもう故人となり、10年の
歳月を身にしみて感じてしまいました。
昨日、今日とお天気続きで、気温はグングン。午後には、
公園のこぶしの花が一輪開いていました。
2週間振りの図書館開館日、お話の時間に参加のついでに、
講座の、報告書を出してきました。(県関係5通も、郵便で)
私達の講座が、長い期間続けられているのは、図書館を
会場に使っている事も大きなメリットになっているのです。
社会的認知度の低い、子ども文化の質を考えると、この様に
地味な活動も、大切に続けられればと願っています。
今日、お話の時間は、内田麟太郎の特集でやってみました。
『じてんしゃきこきこ』『おかあさんになるってどんなこと?』
『こいしがどしーん』など、
今度2年生になる男の子が、学校で借りたかったのに、
借りられなかった本だと、じてんしゃきこきこを、
殊のほか喜んでくれました。新学年になったら、学校で借りて、
まるごと一冊、存分に楽しんで欲しいと思ったことです。
北九州の鈴木さん、コメントを有り難うございました。
読んでくれている人が居るなんて.....
と言いながら、芝田勝茂さんに来久前に読まれていたりで、
冷や汗物です。
芝田勝茂さんは、『ふるさとは、夏』や『夜の子どもたち』が、
出版された頃から、作品の面白さとは別に、子どもたちとどの
ように付き合っておられるのかに、興味を持った作家です。
(勿論、作品を面白いと感じたからに違いないのだけれど)
何んだか、作品の中には、はまり切らない何かを、心の中に
沢山持っておられるに違いないと思われたのです。
実際にお会いしてみて、全くその通りだと感じたのですが、
どうでしょうか。
青木繁の絵に感動したり、九州の古代王朝に興味を示されたりで、
お話の尽きる事がない2日間でした。
また、此の辺りの古墳などを見学に来て下さると良いのですが。
講座は2月末に終わっても、会計係は未だに奮闘中、
かたがついたら、ゆっくりと、お花見でも出来るといいのだが。
北九州市でも、子どもの本の学校」が始まりました。 日 時 3月31日 (月曜日)10:00~12:00
講 師 内田麟太郎さん
『絵本があって よかったな』
場 所 九州ヒューマンメディア創造センター
マルチメディアホール
参加費 1000円
問合わせ先 鈴木 研 (T/F)093-451-5304
(昨年11月の、那須正幹氏講演会に続く、2回目の
講演会です。お知り合いにも教えてあげて下さい)
その昔、子どもの本の学校は、
北九州から始まったのですよ。
ウルフ・スタルクの作品は、絵本の体裁を採っていても、幼児向きとは言えず、中学年以上の子どもたちが、もっと気軽に手にして欲しいと思うものが多くて、かなり興味を持っていました。今回、菱木晃子さんに、ウルフの、素顔のお話などを聞けたのは、楽しいことでした。菱木さんには、スエーデン語の本を中心に、赤ちゃん絵本から、ヤング・アダルト向けの読み物まで、沢山の訳本が有りますが、翻訳にあたって、只、言葉だけを見ている訳でなく、どう興味を持って貰えるのかも、大事に考えておられるとの事、北欧の子どもたちの事情も、よく観察なさっているようで、向こうの子どもたちは、早くから自立を求められて、大変な面も有るけれど、自分の将来に希望を持って過ごしていられるのではとの事、「子どもたちの」という括りではなく、「その子にとっての最善」を、大事にしようとの考え方らしい。「日本の子どもたちが、もっと夢を持てる社会だと良いのに」と呟いておられたのも、印象的でした。(繰り返し)『ニルスの旅』(福音館書店)なども、厚い厚い本だけど、なかなか面白いよ!とは、読んだ人の感想です。「海の島」(新宿書房)や『マイのいた夏』など、読み応えのある作品も読んでね。