あまのじゃくな税理士の息抜き日記

65歳でのFIREを目指して、米国株式、iDeco、IPO、投資信託、不動産投資、飼い猫の事などを気ままにつぶやきます。

最高裁判所庁舎

2009-08-24 | Weblog
先週金曜日~日曜日まで缶詰状態で監査をしていた会館のすぐ近くに最高裁判所はある。

いや、一般的に言うと、国会議事堂、国立国会図書館などからなる霞ヶ関中央官庁街の一画にある。

又皇居にも面するという環境条件から建物は中央官衙街の主軸上に中心空間を配置し皇居の森と濠に向かって開けた空間構成により密接に関連づけている。

アーキテクチャとして、すごく好きな感じ。直線で構成されているせいか、シンプルで無駄がなく、その佇まいに迷いがなく凛とした印象を受ける。

最高裁判所にふさわしい「品位と重厚」を自由な棟配置、空間のボリュームと展開、石、木、織布という素材の選定によって表現しているそうだ。

岡田新一さんという建築家によって設計され、1975年度の日本建築学会賞・建築業協会賞を受賞されている。

この方は、建築家でもあり、都市計画家でもある。

岡田新一設計事務所は、公共建築/密度の高いデザイン、合理的建築/システムデザイン、都市計画/アーバン・ランドスケープデザインの3つのテーマをもっている。

手掛けた建物をインターネットで確認するとどれも好きな感じだ。長崎も、長崎県心身障害者(児)福祉施設基本設計や長崎の塔基本設計で携わってこられたようだ。

しかし、何気に撮った1枚の写真を調べたら、その建物が最高裁判所だったことを初めて知り、こんなに内容が膨らむとは思わなかった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする