かずべ~のつぶやき

かずべ~の釣り情報管理者かずべ~のつぶやきブログ
かずべ~の釣り情報⇒http://kazubee.gonna.jp/

コスパ最高な友釣り水中糸

2024年02月04日 21時18分47秒 | 釣り道具につぶやく
 全く最近は鮎の友釣りの道具の値段が高くなる。
 高機能な竿はともかく、あるメーカーなんか「鮎用」と入れれば値段を上げてもいいと思ってるんじゃないかと思うくらいです。
 例えば、スリムウェーダーは安価で提供するメーカーのものは25000円も出せばあるのに、最高の名前を入れたら7万円~9万円にも値段が上がる。ベルトは作業服メーカーなら500円も出せば使えるものが手に入るのに9000円?まぁいいものを身につけて釣ることで、幸せを感じる人はそれでいいのかもしれませんが、自分は50年前にステテコにわらじをくくって、物干し竿のような竹竿を両手でぶら下げる友釣りをするところから入ったぐらいだから、釣りはお金のかからない庶民の趣味だという思いが強いので、最近の鮎道具の高価格化にはそろそろついていけなくなってます。
 仕掛けも高いもんです。頭上の立ち木や水中の大岩に仕掛けが引っかかって全切れなんてことになったら、ひと仕掛け2000円が飛んでいきます。水中糸は細くて強い方がいい。けれどメタルも新素材糸も15mほどが3500円。長く取った方がその性能は最大限に発揮されるけど、もったいないから上糸をつけて短くして3m切りにして使う。それでもひと仕掛け分は700円。。傷がいったらすぐ張り替えろなんて簡単に言うな!
 ということで探したらありました。150mが3000円!単純計算15mが300円の水中糸。これならひと仕掛け5mとっても100円です。全仕掛けも1000円かかりません。傷んだら躊躇なく張り替えられます。そのありがたい糸はDUEL社のアーマードF+Proです。素材はPEで、ナイロンの3倍の強さ。昔のPEはなよなよで、すぐにからんだり撚りがほぐれたりして使い物になりませんでしたが、この糸は表面をフロロコーティングしてあるので張りがあり、表面もつるつるしてます。コーティングですから石づれなどこすれたらコーティングが剥げますが、その部分だけ切ればまだ使えます。
 それにこの糸のいいところは結構結びに強く、普通のナイロン糸と同じ結びで使える事です。上糸や先糸との接続は8の字結びでOKです。だから先糸トラブルがあっても、その場で結び直して釣り続行できます。号柄は006からあります。強さは006で1.2kgの耐荷重があります。心配なく普通に使えます。ただし、実釣006の細さでは石づれなどで事故切れが発生することがありました。もう少し付け加えるとこのアーマードには友釣りに特化したアーマード鮎という製品があって、さらに強いコーティングがされて張りがもたらされた製品があります。こちらは24m売りで単価は少し高くなります。また、実釣では引き釣りでは支障ありませんが、泳がせ釣りではF+Proよりも事故切れの発生率が高くなりました。まぁ普通に単線メタルや複合メタル、新素材糸を使ってても事故切れは同じくらいありますので、この糸が他の糸に比べて事故切れしやすいということはありません。使用時に気をつけることは目印をあまりきつく締めて動かすと、表面のコーティングが禿げるので、あまりきつく締め付けないことぐらいです。
 僕は泳がせ派なので006だと水切れがよすぎてオバセがあまり効かないので01が普段使いです。01だとワンランク下のF+が使えます。こっちだと150mが1500円ほどで買えるのでさらにコスパ度が高くなります。
 僕はもう5年はこの糸を使ってるけど特に不具合なことはありません。でも、この糸を使うのは僕が感じてないだけでいけないところがあるのではないかとあまり人にはすすめてはなかったのですが、この度がまかつ社からこのアーマードを水中糸に使った完全仕掛けが商品として売りに出されました。自社製の複合メタルを使った仕掛けより1000円も安くだされたのです。最近のがまかつは庶民のことを考えたアイテムが多数出るようになりました。シモツケもそうですね。先筆したウェーダーも最高ブランドの半額です。がまかつとシモツケのこの姿勢を応援します。試しに使ってみるかという人はこのがまかつの完成仕掛けで試してみるといいかもしれませんね。