驚きとショックと

お隣の深谷市の小学校の給食を食べさせていただける機会を

思いがけなく設けていただけることになり

今日行って来ました。

メニューは

「ご飯、牛乳、麻婆豆腐、揚げぎょうざ、深谷ネギのナムル」

量も盛りだくさん。

私たち大人だから大目によそっていただけたわけではないようでした。

栄養士さんに色々なお話をうかがい

驚きの連発でした。

なんて幸せな子供たち。



まず材料は基本的に学区内のお店で賄えるようにしているということ。

お肉からお野菜、お豆腐など

今日のお肉はあそこのＯＯさんちの豚肉だよ、とか

お豆腐はＯＯさんちのだよ、とかみんな顔なじみで知っているお店のものが

使われています。

きっと中には

「今日のこれはうちのお父ちゃんが作った野菜だ」

なんてこともあるんでしょうね。

なんて素晴らしい。

だしなども全て手作り。化学調味料は一切使用していないと。

デザートなどもできる限り手作り。

そしていただいた給食は湯気が立ち上るほどのあつあつ出来立て。

１２時４０分頃から始まる給食で

１２時前に火を止めるといったことはまずないそう。

出来上がりの時間を逆算してなるべく出来上がりの時間が

子供たちが食べるぎりぎりの時間になるよう

作り始める時間も計算しているそうです。

もう感動の嵐。

アレルギー対応もきめ細かや。

カレーのルーまで初めから作るそうです。

とにかくお野菜がたっぷりで、しかも子供たちが残さず食べられるように

色々と工夫がされていて

なんと残飯率が１．７％とか。

それってほとんど完食ってやつじゃないですか。

みんな美味しい美味しいと言って喜んでお代わりして食べてくれるので

食缶はフタが閉まらないほどの山盛りの日もあるとか。



このような給食を９年間食べる子供たち。

確実に何か違うでしょう。

そして同じ義務教育を受けていて

この地域差にショックを受けました。

これなら転校して来たい、と冗談交じりで栄養士さんに言いましたが

本当に切実な問題です。


貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。