かずっぺ♪のつぶやきブログ

生きてるだけで丸儲け♬

心が折れた

2011-04-24 22:41:40 | 日記
やはり、やはり一番心配していた事が起きてしまっていた。

今朝、ネットのニュースで一番ら飛び込んできたこの見出し。

<東日本大震災>アレルギーの子SOS 対応食、支援物資にまぎれたまま…国も把握せず


<東日本大震災>食物アレルギー対応遅れ 被災の患者、命に危険も




東日本大震災の被災地で、食物アレルギーに対応した食料の備蓄や受け入れ態勢が整備されていないため、患者らが命の危険にさらされるケースが相次いでいる。毎日新聞が都道府県と政令市計66自治体に取材したところ、対応食品の備蓄があるのは20自治体(30%)で、アレルギー用粉ミルクの備蓄は15自治体(23%)しかない。受け入れ態勢が整備済みなのは5自治体(8%)だった。阪神大震災や新潟県中越沖地震でも問題化したが、教訓が生かされていない形だ。




津波で家を流され病院に避難したが、届けられる食品はパンやカップめんなど食べられないものばかりだった。何日か待ったが状況は変わらず、「これしか食べるものがない」と無理にパンを食べたところ、全身に皮膚炎の症状が出た。医師に薬をもらったが、かゆくて寝られず、シーツは血だらけに。別の避難所の親戚におにぎりを分けてもらうなどして食いつないだ。




国は自治体のアレルギー対応食品の備蓄状況について把握すらしていない。総務省消防庁は「災害対策として備蓄を進めるよう呼びかけているが、備蓄の品目や量については自治体に任せており、指示する権限もない。アレルギー対応食品について特別な対応を取る予定は今のところない」としている。






わがままだと思われると思って言えなかったとか・・・・・、辛すぎる。



この間もたまたま見ていたニュースの中で被災地にどこか有名なパティシエの若い女の子が来て

ホットチョコレートと焼き菓子何種類かをテントで配っていた。

それを見てもし、この場に食べられない子がいたとしたらその子はどんな思いでみんなが食べたり飲んだりしている姿を見ているんだろう。

そしてそんな姿を見ている母親は恐らく胸が張り裂ける思いだったと思う。



やっぱりこういったニュースを目の当たりにしてしまうとまた心が折れてしまう。

ましてネットのニュースなどでは「甘えるな」「わがままだ」中には「それで命を落としてしまうのならそれも運命」だとか

まったく理解のないコメントもたくさんあってもう久々に落ちてしまった。



いくら普段から災害やもしもの時に備えておいたとしても

とっさの事で持ち出せなかったとしたらそれでおしまい。

ウチがもし食べるものも、アトピーの塗り薬も何もかも無くなってしまったらどうなってただろう。

「私も母乳をあげているのでヒエ、アワと限られた野菜と調味料は塩のみしか使えないのです」と言ったところで

無理に決まってる。

ビクビクしながら与えていただいたものを食べ、風呂にも入れず肌はボロボロに悪化してホコリで空気の悪い中、

一晩中痒みで眠れず、回りに気を使いながら神経すり減らしながらの母親が絶対にいるはず。



そういう子たちだけをひとっ所に集めて避難生活させたほうが安心かもしれない。

専門の知識のあるボランティアがご飯作りから環境作りまでしてあげられればお母さんだって随分と気持ちが楽になる。

本当にこういった子たちは普段の生活のひとつひとつが何よりも大事で

この小康状態を保つのにどれだけ母親が苦労や努力をしているか、といったところをわかってあげて欲しい。


どうしたらいいの?何が出来るの?

どうかどうか負けないで。



コメント (4)
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