後からふつふつと

５年前程に小学校の育成会の副会長をしました。
せっかくのこの機会を無駄にしてはと、是非、育成会の催し物の際
お土産にもらうお菓子や軽食、お祭りの時に出るアイスなど
みんな誰でも平等に楽しみたい、と言うことでアレルギー対策をお願いし
その年からそんなに大げさなものではないけれど一応アレルギー対応をするということが決まりました。
ずっとお陰様でお神輿の帰りに持たせてくれるお弁当やお菓子など
食べられるものを役員さんが探してくれて買い物をしてくれたり
本当にありがたいなぁ、と思っていました。
役員さんにお会いした時には「ありがとうございます、喜んでいます」とお礼も言っていました。
今年も来週ある市のお祭りのお神輿を担ぐので参加申し込みがあり
お手紙には「アレルギーのある方はご相談ください」と書いてありました。
もちろん「卵、乳製品にアレルギー有り」と書いて出しました。
２日くらい前、育成会の会長さんから直々に電話があり
何かと思ったら「お神輿の時に子供たちに食べさせるアイスなのですが、
ずっとアレルギー対応で食べられるアイスだったのですが、あれだと（ちなみにガリガリくん）低学年の子は食べるのが遅くてポタポタ落としてしまい、もったいないのと、余った時に溶けてしまったら捨てるしかなくて。
なので今年は違うものにしようということになった（もう決まっていまっている）
のですが、パピコはダメですか？」
もちろんダメなのでそのことを話すと「じゃあ、結香ちゃんのだけ食べられるものにするのでもいいですか？」と言われえぇ～～～、と思ったけど、その場に結香もいなくて、そんなにわがまま言ってもと思ってしまい「いいですよ」と言ってしまいました。
けど会長さんには「アレルギーがある子が寂しい思いや楽しめないことのないようにみんな平等にと私がアレルギー対応を始めました」という事は話のはじめに言いました。
電話を切って結香に「今年からこうなったらしいんだけど、みんなと違ってもいい？」と聞いたら小さい声で「いや」と。
あぁ、どうしてもっと強く言わなかったかなぁと後悔。
結香ちゃんには食べられるものを用意します、じゃダメなのよ。
みんなと違うものを１人だけ食べるということが、本人にとってはどれだけ寂しいものか。
周りの目も気になってくる年頃だし、小さい子に「なんであなただけ違うの？」なんて聞かれたらどんなに寂しくて辛いことか。
って言うか、ぽたぽた上手に食べられないから違うアイスにするって・・・。
じゃあ、低学年はみんなガリガリくんは食べないのかい？（爆）
どうしよう・・・、やっぱり納得がいかない。
いまさら言ってもかなぁ・・・。