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ライアン・ガンダー 「墜ちるイカロス―失われた展覧会」

2011年12月02日 20時29分54秒 | Art Cafe
メゾンエルメス8階 フォーラムで開催中



メゾンエルメス8階フォーラムは今年、開廊10周年を迎えました。2001年6月のオープン以来、30の展覧会を行ってきましたが、この節目に、イギリス人アーティスト、ライアン・ガンダーによる個展を開催し、展覧会や美術史を再考します。

ライアン・ガンダーは1976年生まれ、ロンドンを拠点に活躍するアーティストです。コンセプチュアルな手法により想像力を喚起させる作品表現は、すでに海外の主要な展覧会などを通じ世界的に知られています。日本でも最近、沖縄県立博物館・美術館での展示や太宰府天満宮でのアートプログラムとして個展を開催するなど話題を集めており、今年はヴェネチア・ビエンナーレや横浜トリエンナーレへも参加、今最も注目されるアーティストの一人といえるでしょう。

「失われた展覧会 Exhibition Lost」という逆説的なタイトルを冠した本展は、過去・現在・未来を自在に漂う、時空を超え“パラレルに存在する展覧会”でもあります。展示されているのはすべてガンダー自身の作品であるにもかかわらず、美術史の重要な作品への参照や架空のアーティストの引用など、私たちの認識にゆらぎを与え、「もうひとつの現実」について語ります。また、ガンダーは、展覧会の場所の歴史にもフォーカスをあて、ここフォーラムでの過去10年間の記憶にも言及する作品を発表します。

「本展は、展覧会というものがどのように美術史の中で記憶され、想像され、記録され、歪み、美化されるかといった問題への考察である。願わくは観客が自ら想像力をかき立てて、観客が作品と解釈の隙間を埋め、未来の美術史をも想像するきっかけとなることだ。」 ――ライアン・ガンダーによる本展覧会についての覚書より

ガンダーがさりげなく置くオブジェやテキストが暗示する「もうひとつの現実」を知覚的に体験するうちに、私たちは展覧会とは何か、作品の本質とは何か、ということについて問い直すことを余儀なくされます。作品を前に広がる連想は、私たちに主体的に、芸術について問う力を与えてくれるでしょう。

以上、TABより引用です。



ちょっと難解です。 何が言いたいのか良くわかりませんでした。
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