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気の向くままに 書き綴っています。

ダイイング・アイ

2010年10月04日 21時29分56秒 | 日記
読書の秋です。 図書館から借りてきた本を読みまくってます。

今回は ダイイング・アイ



いわずと知れた 人気作家 東野圭吾 の作品です。

今まで何冊か東野作品を読んでいますが これは これで 結構 変わった作品と言っていいかもしれません。
オカルトチック な内容ですが ぜんぜん恐怖感が無く 物語は終了します。
自分の記憶をなくした過去を追い求めていくストーリーですが 謎が多い割には 
後に残らないようなお話でした。

それよりも 物語の設定が おいらの近所だったことに驚きです。

門前仲町、清澄、浜町。 などなど

主人公が事故を起こす重要な現場は清澄庭園から続く細い一車線の道が小さい川を渡ってすこし曲がって
大きい三車線の高速道路に続く道に出る手前のひっそりとした倉庫街。

ああ、あそこか。

なんてすぐわかります。

実際歩かないと分からないものなので 作家さんが歩いたのでしょうね。 このあたりを。

あと、主人公は銀座のバーに勤めていて 彼女は銀座のホステス。
このあたりのワンルームは銀座のホステスさんが沢山住んでいます。
夕方の6時ごろ永代通りに出てタクシーを拾うオネーちゃんはホステスさんが多いんですよね。
銀座からだと1Kぐらいで帰ってこれるのと隅田川を越えたこちら側は家賃も安めなため。
成功すると赤坂あたりに 行っちゃうのかな??

なんか ここらへんも よくリサーチしているみたい。

と 小説のバックグラウンドに よくよく 感心した 一冊でした。
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