Kazun's showcase

handmade Kazun'の作品紹介 & 日々のあれこれを綴っています。

カルトナージュ作品展と折り紙会館

2023年12月04日 | kazun's おでかけ

先日のおでかけは、「手先を使う系の見学」2本立てでした。

午前中は、友達が通っているカルトナージュ教室の作品展を見に表参道へ。

午後は、職場の同僚と御茶ノ水の「おりがみ会館」に行ってきました。

和と洋が両極端で笑っちゃいますね。

 

表参道駅からほど近い、アートスペースでの作品展。

カルトナージュとは、厚紙(カルトン)で作った箱に、布や紙を貼るフランスで生まれた工芸です。

 

早速お友達の作品を見てみると・・・、

わっ!大作!!

写真ではわかりづらいと思いますが、ものすごく大きいんです。

アドベントカレンダー(12月1日からクリスマス当日までの24日間をカウントダウンする、期間限定の特別なカレンダー)の日にちとイラストはすべて刺繍。

 

24個それぞれが箱になっていて、チョコやキャンディー、紅茶などを入れられるようになっています。

 

箱の内布は、ぜんぶ異なる生地を使ってるんだって~。

 

想像した以上に細かい作業で、あまりの大作に、ただただ圧倒されるばかり。

緻密な作業を黙々をこなすのが苦手な私なので、尊敬でしかないです。すごいぞNさん。

 

他の生徒さんの作品も見せていただきました。

ステンドグラスに見立てた窓付きのボックスや、

 

ハートが大好きなこの方は、

 

引き出しを開けると、小物もすべてハート型

 

この方の作品、生地のデザインがつながっているのわかりますか?

折り目が必要だから、普通に裁断したらデザインがつながるわけがない。

つまり、同じパターンを探して膨大な生地を使ったということになりますね。すごいわ~。

 

私好みの色合いとデザイン。ステキ!

 

講師作のミニチュアルーム。さすがです。

 

お茶セット。和洋折衷な感じですね。

 

この方のは、生地がステキすぎる。

 

芯は紙製だけれど、座ってもびくともしない頑丈なスツール。

 

今までのカルトナージュの概念が変わるくらいに個性的で創造的な作品展でした。

行ってよかった~。

 

で、午後はというと、同僚と神田明神の鳥居の下で待ち合わせというなんともクラシカルな、笑

 

今回の目的は、神田明神近くにある「おりがみ会館」

これがまた、ほんとにステキな施設で・・・。

外国人観光客がたくさんいて、みなさん折り紙の技術に興味深々の様子。

ちょうど館長さんのデモンストレーションがあって、あっという間にもみじやサンタクロース、龍などを折っていくので、マジックでも見ているかのようでした。

 

「紙が重要なんです。100円ショップの安い紙じゃダメ、いい紙を使って折ればどんなものでもステキにできる!」

この言葉通り、工房では職人さんが紙に丁寧に色付けしていました。

 

ショップには、見たこともないステキな折り紙や和紙がいっぱい!

桜がね、なんとも言えないいい色なんですよ~。

 

これすごくないですか~?

富嶽三十六景の浮世絵が46デザイン入った折り紙

鶴を折ると、ちょうど絵柄が見えるように印刷されています。

 

早速折ってみました。

有名な「凱風快晴」、通称「赤富士」。かっこいい!!!

 

これは外国人のみなさま喜びそう。

ネット販売もしているようなので、よかったら覗いてみてくださいね~。

 

このあとは、同僚が「玉川上水」の歴史を知りたいというので、近くの東京都水道歴史館にも行ってみました。

 

来館者は少なくほぼ貸し切り状態ではありましたが、なかなかどうして展示は凝ってます。

 

都内には、まだまだ無料で楽しめる施設がいっぱい。

この先も探索は続きます・・・。

 

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