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大河ドラマ「べらぼう」ゆかりの地ラン・その1

2025年02月18日 | kazun's おでかけ

普段大河ドラマを観ることがない私ですが、今年の「べらぼう」はおもしろい!!

大名だけでなく江戸の庶民にスポットを当てているところや、出版業界に旋風を巻き起こした斬新なアイデアがとっても興味深いです。

江戸のメディア王、蔦屋重三郎の生涯。知れば知るほどおもしろいですね。

 

ということで、今回は「べらぼう」ゆかりの地を巡る街ランをしてみました。

舞台の中心「台東区吉原」、江戸時代の出版の聖地「中央区日本橋」、蔦屋重三郎と関わりの深い人たちが多く住む「千代田区神田周辺」をぐるぐる走ってみました。

ルートはこんな感じ。

浅草駅→浅草文化観光センター→雷門→浅草寺→「べらぼう」江戸たいとう大河ドラマ館→待乳山聖天→正法寺(蔦屋重三郎の墓碑)→見返り柳→吉原大門跡→江戸新吉原耕書堂→吉原神社&九郎助稲荷→鷲神社→浅草橋でたい焼き→小伝馬町の蔦屋重三郎の耕書堂跡→伝馬町牢屋敷跡→十思公園内の吉田松蔭終焉の地碑→長崎屋跡→平賀源内住居跡→三越前駅ゴール。

合計10キロくらいかな。いやそれ以上???

 

平日にも関わらず、浅草駅前はすごい人!

 

まずは、雷門前に建つ浅草文化観光センターで情報収集。

展示も気合い入ってますね~。

 

雷門前は安定の混み具合

 

仲見世通り。平日でこの人混みなら、休日はどうなっちゃうの?

 

ザ・日本!外国人観光客にとってこの景色は感動でしょうね~。

 

浅草寺の拝殿を右に折れて少し歩くと。。。

「べらぼう江戸たいとう大河ドラマ館」、ありました。

台東区民会館内に作られた大河ドラマ館。浅草駅からだと徒歩13分ほどかかります。

江戸~って感じ!

エレベーターの中も浮世絵! ドラマ館は9階です。

 

受付で入場券(大人800円)を購入し、入口へ向かうと・・・、

どーーーん! 蔦重(横浜流星さん)の特大パネルがお出迎え。

このほかにも、館内には撮影スポット用のパネルが何ヵ所か用意されてました。

 

蔦重の普段着。江戸中期に流行った、深緑と縞模様を組み合わせた「黒緑色地紬縞着物」。

 

引手茶屋「蔦屋」の軒先を借りて営んでいた書店「耕書堂」。

 

マルチクリエイター平賀源内の衣装やグッズも展示されてました。

館内は撮影不可のエリアも多く、あまり紹介できないのが残念。

興味のある方は、是非ドラマ館に足を運んでくださいね。

 

展示室を出てからも興味深いものがいっぱい!

浮世絵ガシャポン楽しそう!

 

来館記念に押せる記念スタンプがおもしろい!

色の違うスタンプを5回押すと・・・、

浮世絵が完成!これはいい記念だわ、外国人観光客も喜びそう。

 

ドラマ館の隣りには「たいとう江戸もの市(お土産館)」があります。

おみやげ購入だけなら無料で入れますよ~。

気合いの入れようがハンパない!

 

浮世絵ハンドクリーム。かっこいいですね、私も欲しいくらいです。

 

もっとじっくり見たいところですが、先が長いので今日はこれくらいにしておきましょう。

ここから吉原やその他ゆかりの地を歩くとなると結構な距離なのですが、「蔦重ゆかりの地巡回バス」(20分おきに運行、乗り降り自由)もあるので便利。

ドラマ館来館者は無料で利用できるそう、太っ腹!

 

 

と言いつつ、いきなりドラマとは関係ない場所ですが、前から行きたかった待乳山聖天(まつちやましょうでん)に寄ってみました。

歴史は古く、歌川広重の浮世絵にも登場する待乳山聖天

 

提灯に大根が描かれているように、「大根は身体を丈夫にしていただき、良縁を成就し、夫婦仲良く末永く一家の和合を御加護頂ける功徳を表しています」(HP)と、大根と縁の深いこちらのお寺。

お供え用の大根(300円)を授与していただき、

 

長い階段を上った先の拝殿へお供え。

 

拝殿のお隣りには「お下がり大根(御供物)」があり、これをいただいて帰るという流れです。

毎年1月7日には「大根まつり」もあります。

 

すぐそばの隅田公園では、梅が見頃になってました。東京スカイツリーもばっちり!

 

このあたりの公衆トイレは、徹底して江戸を意識してます。すごいぞ台東区!

 

お次は正法寺へ。

歴史は古く、天正10年(1582年「本能寺の変」の年)に心壽院日位上人により開山されたとのことですが、今はビルの中に建てられているという今どきのお寺。

ここには蔦屋重三郎の墓碑があり、墓前に焼香させていただきました。

 

その後しばらく走り、いよいよ吉原へ・・・。

「見返り柳」。吉原大門から100mほど離れた、吉原への出入口に植えられていた柳の木です。

遊郭帰りの客が名残を惜しんでこの辺りで振り返ったことから、この名前がついたそう。

 

見返り柳前のカーブ道「五十間道」。

見返り柳から吉原大門までの100mにわざとS字カーブを作り、吉原の様子が見えないように工夫されていたとか。

現在も道の角度が同じなのが興味深いですね。

 

吉原大門跡にやってきました。元々の門は大きな木造の門でしたが、火災で焼失したそう。

吉原の警備は厳重で、遊女の逃亡を防ぐためにあえて出入口を1ヵ所にしていたとのことです。

 

この大門口に、引手茶屋「蔦屋」と「耕書堂」がありました。

「耕書堂」があった場所に案内板。

 

大河ドラマにちなんで、「江戸新吉原耕書堂」が期間限定でオープンしてます。

グッズ販売のほか、蔦重が出版した「吉原細見」のレプリカも置いてあります。

 

吉原にあった「吉徳稲荷」「榎本稲荷」「明石稲荷、「開運稲荷」「九郎助稲荷」「吉原弁財天」が合祀された「吉原神社」

 

吉原弁財天の中には、関東大震災で多くの方が犠牲になった弁天池や観音像もあります(写真の鳥居の奥)。

 

さて、ここまで来たので、酉の市で有名な鷲神社(おおとりじんじゃ)にも参りましょう。

「酉の市」発祥の地である鷲神社は、開運、商売繁昌、家運隆昌、子育て、出世の神徳が深いとされ、民衆に篤く尊信されてきました。

いかにも開運によさそうな、勢いのある色合いとたたずまい。

 

名物「なでおかめ」は、なでる場所により違うご利益を授かるそう。ちなみに金運は鼻。

 

これにて、浅草&吉原の街ランは終了。ここから日本橋小伝馬町まで走って再び探検したのですが・・・、

ブログが長くなったので、小伝馬町編は次回にします。では!

 

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