オーディオは奥が深い・・・・・.
私は,デノンのDCD-SA1のCDプレーヤーよりも,レコードプレーヤーの音が好きだ.
音の音域のバランスがいい.あと一音一音,しっかりくっきりしていて,かつなめらかというのが,レコードプレーヤーの特徴.これがいい.
さて,レコードプレーヤーには,ダイレクトドライブ と ベルトドライブがある.
私が子供の頃,日本製のプレーヤーはほぼ全部ダイレクトドライブで,高級なものが多々あった.
一方ベルトドライブは,あまり見たことが無い.
20年位前に,レコードプレーヤーの趣味を再開した.その時は,デノンの500を購入.この機種,楽しく使えた.
スタイラス(針)を変更して,スタイラスで音が大きく変わるのを楽しんだりした.
しかし,土台の箱の出来が悪く,土台の振動が再生音に伝わる.なので重たい文鎮をいくつも置いたりする.などなど
工夫で音が良くなった.その後,ケンウッドの1100をオークションで購入.かなり音が良くなった.
これらは,ダイレクトドライブであるが,細かく音が震える感じがある.そう,少し早くなれば遅くする.遅くなれば早くする.というフィードバック機構で回転を調整するからだ.あまり気にならない人もいるが,ベルトドライブを使ってみたいと思った.そこでオークションで MICRO BL-91を購入.ベルトを使うと,ベルトの部分でモーターから生じる振動を減少させることが出来るんだそうな.ほんまかいな.という気もしつつ試聴すると,細かい音の振動がかなり少ない(皆無)であったので,このプレーヤーに決定.しかし,最近音のふるえが気になるようになった.購入して10年ほどベルトを交換したことが無いので,ベルトの劣化かな?と.
ネットで調べると,通販で購入できた.3600円程度.
下が,新品.ゴム製.なので,古いのは伸びているのかと思ったが,新品の方が長い.ただ弾性力は新品の方が強い.
私のプレーヤーだ.現在スタイラスはオルトフォン SPUを使用中.音域は狭いが音にゆとりがあるのがお気に入りだ.
ターンテーブル上のゴム製の板をとるとこんな感じ.
ベルトドライブは,ゴム製でこんな感じ.
さてモーター部分を出す.
この部分.黒いネジはコインで回せる.簡単に取り外せられる.
簡単にゴムベルトを取ることが可能.
モーターの周りには劣化して剥がれた細かなゴミがあった.
新品と交換するのは簡単.あっという間だ.
早速再生.音の変化は誰が聴いてもわかるレベルだ.
こんなベルト一つで大きく音が変わるのは楽しい.
しばらくレコードを楽しもう.
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