オーディオに一旦足を踏み入れると大変なことになる.
昔は,レコードとカセットデッキ,FMチューナーがオーディオの王道だった.
自宅では,レコードプレーヤーにレコードをセット.アンプを通してスピーカーで音楽を楽しむ.
そして,1990年から2010年くらいまでは
レコードと変わりCDになった.急に扱いやすくなったが,レコードジャケットのアート的センスは無くなった.
レコード特有の パチパチ という ノイズは無くなったが,繊細さ・やさしさというアナログ感が無くなってしまった.
最近では,ハイレゾ等 PCや小型プレーヤー,スマホで音楽を楽しむ時代となる.自宅では昔ながらにアンプを通してスピーカーで音楽を楽しめるが,少しばかり味気なくなった.
新しい音楽ファイルの規格が出現するたびに機器を更新するので大変な世界だ.
私は,現在保有しているシステムで満足しているので,しばらくは新たに購入しない予定だ.
まずは,音を最初に拾う所である,CDプレーヤー.
デノンのDCD-SA1を10年以上前に購入した.当時中古でも数十万したのでかなり高価だった.
今では,CDプレーヤーは新しく作らない方針になっているようなので,これが購入する最後のCDプレーヤーだろう.
音はメリハリがあり,クラシック音楽もしっかりと鳴らしきる力強さがある.
次に,アンプだが,スピーカーとの相性が大切だ.私は,少し古典的なシステムが好きだ.
よってスピーカーは,タンノイのSTIRLING/SEを使っている.スピーカーのユニットで音は鳴らすのだが,
これは箱で鳴らすという概念がいい.そして,同軸ユニットというのもいい.音が一か所からまとまってやってくる.
このスピーカーのセッティングは癖がある.私の方にしっかりと向ける.そして,ハイパスフィルターは部屋や好みによって調整.ユニットを固定しているネジは,1/4回転程緩めると音にゆとりが出る.などなど説明書にのっていないことが多々ある.
アンプは,タンノイと相性のいいESOTERICを選択.F-05だ.これも,高額なためオークションで購入.運よくDACがついていた.ゆとりがあって正直な音が鳴る.
運よくDACボードがついていたので,ネットワークオーディオにも手を出したいと思った.
以前は,ネットワークオーディオプレーヤーを使っていた.パイオニア,オンキョーなど.
しかし,音楽ファイルの規格がどんどん変わってしまい,数年で古い型になってしまう.これは面倒くさい.ということで,アイ・オー・データのネットワークオーディオサーバーを選択.プレーヤーではない.音楽ファイルをため込んでおく記憶媒体と考えていい.この機器にUSB接続でパソコン用外付けDVD機器を接続し,CDをセットすると自動的に音楽ファイルを取り込んでくれる.しかも曲名・歌手名もつけてくれるという素晴らしいものだ.また,オンキョーやソニーの音楽購入サイトからも購入した曲は自動ダウンロードされるのも使いやすい.
プレーヤー(デジタルをアナログに変換して音にする機器)はこのネットワークオーディオサーバーには無いが,アンプのF-05のDACボードに接続するとプレーヤー代わりになる.これがいい.このボードは,当時10万円相当だったから,それなりにいい音がする.
もう規格は変わらないでほしい.と思っていると,
アメリカでは,CDの売り上げを レコードが越えたとのこと.なんじゃこりゃ.
まだ私の家ではレコードプレーヤーは現役だ.
MICRO社のBL-91が動いている.そしてトーンアームはSAEC.スタイラス(針)は,デノン・オーディオテクニカ・オルトフォンと揃えていて,どれも個性的で楽しい音がする.デノンは一番一般的な音.ラジオ局で使われていることが多かったらしい.オーディオテクニカはHIFI調.これはかなり細やかな音で楽しい.そして,オルトフォンは,ずっしりとした音.という感じ.おそらくはジャズに合う気がする.
まずは,機器から書いてみた.
音はいろんなものが影響する.次は機器以外のオーディオ道を書くよていだ.
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