人間は,食べ物からエネルギーを得ることで,生きて動こうことが出来る.
オーディオは,電気を得ることで動くことが出来る.
人間は美味しい食べ物で栄養価がいいと,動きも良くなる.アスリートの身体づくりには良い食事が欠かせない.
実はオーディオも同様に,いい電気を与えると音が良くなる.という話が当たり前のように言われている.
これは,しばしば議論されるので,何とも言えないが,私は電源を整えることで音は良くなると思っている.
電気は,発電所で作られて,各家庭に送られる.
ここから,オーディオ家はこだわりを見せる.
壁の中を通っている電線.このクオリティをあげるか否か.抵抗が少なく,シールドがしっかりしていると,電流にノイズが乗りにくい.
壁コンセントを変更する.病院では,電源からのノイズを嫌う(心電図や精密な検査)ので,壁コンセントはアースがついてしっかりとしたのが多い.これを応用してオーディオ用の壁コンセントも売られている.ただ,交換するには免許のある電気屋さんにお願いする必要がある.
次には壁コンセントから,オーディオ機器まで.ここの電源コードにもオーディオクオリティの物が存在する.
機器を購入した際に付属されている電源コードを越えたものを使うとなると,一番安いので,オーディオテクニカ製で1万円位.少しいいもので3~5万円位.高いものだと10万越えだが,超ハイエンドだと100万円を超える.私は,最高のもので6万円の物をもっているが,ケーブルで音の性格が決まる(低音が大きい,高音が綺麗など)ので,オーディオ機器に合わせてケーブルの種類を決めている.
オーディオ機器は アンプ,CDプレーヤー,ネットワークプレーヤー,テレビ,プロジェクター,BDレコーダー,BDプレーヤー,AVアンプなどなど多くの機器を設置するため,電源タップが必要だ.これにもオーディオグレードがある.初めて電源周りを変えたら音が変わったのを実感した機器がある.
これに交換したら音がかなり変わったので驚いたのを覚えている.
また,私は簡易的なものを使ってはいるが,整流器というのもある.
出来る限り綺麗な正弦波にするらしいのだが,きれいにしすぎてもいい音が出ないらしい.
ここまでくるとよくわからなくなる.
そして,CDプレーヤーやアンプに電気を供給することになるが,実は,機器の種類によって
機器内の電源が異なる.
特にアンプは電源の影響が大きい.大きな音圧が必要な低温を鳴らすと,電気が一気に使われてしまい,機器がショック状態になる.これを予防するために,大きなコンデンサーが必要になる.これは大きくなればなるほど高額になる.高級機器は,いい電源を使用するため,いいコンデンサーを使い,高額になり重たくなる.しばしば重たい機器は音がいい.という話があったが案外本当のことだ.
ちなみに私のアンプ(エソテリック F-05)の内部は
真ん中にある部分は全て電源の類.めちゃくちゃ重い(32キロ)のでぎっくり腰に注意.
そして,CDプレーヤーも同様に凄い電源が使われている.CDプレーヤーが発売された当初は,電源は
簡易的なものでも音がいいだろう.と考えられていたが,余裕のある電源を使用した機器の方が音がいい.ということが
わかり,高額な機器ほどどんどん重くなっていった.
ちなみに私のCDプレーヤー(デノン DCD-SA1)の内部は,
重さは22キロ.かなりの重さだ.左側にあるのが電源.
私は,壁コンセントをオーディオグレードにした.
簡易的な整流器までは,安めのオーディオグレードの電源コード(1万ちょっと).
整流器から各オーディオ機器までは,2~6万円程度の電源コード.
さらにお金をかければ音は変わるのかもしれない.
その時,オーディオに更にお金をかけるか,車や旅行にお金をかけるか.個人の考え方になるだろう.
現在私は,機器が壊れない限り使い続ける決心をした(オーディオは泥沼)ので,このまま10年以上は使い続けるだろう.
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