歩き出さなきゃいけない。

年末からずっと心が痛む出来事が続きました。
あまりにもショックが大きいことばかりで。
見えない暗い渦巻きに飲み込まれて行くような、
昨年の辛いことがいっぺんに年が開けて流れて来たのかと思うくらいでした。

ずっと皆勤賞もので休まず仕事を頑張っていた弟も
コロナは陰性なのに正月早々から体調不良で
仕事にも出られない日々でまだ安定していないけれどやっと今日から復帰。
亡くなった母の時の事が甦るような不安と怖さを感じました。
健康の大切さを心からしみじみ感じた年はじめになりました。

ブルーな気持ちを救ってくれたのは、大切な私達の仲間の利用者さん達。
１日一人の利用の状況で先行きが不安でしたが事業所やご自宅で頑張ってくださる様子に
私達は、ただ、ただ、こうしてメンバーさん達と楽しく仕事をしてみたい思いだけで
この事業所を始めたんだって思い起こさせてくれました。
ありがとうの気持ちでいっぱいです。

お弁当販売のお客さまや地域の方々、私達を支えてくださる方々の笑顔や会話からも
いっぱい元気をいただき心から感謝です。ありがとうございます。

そして何より私の心を動かしてくれたのは、
年末にお聞きしたボランテイアのママさんの異国にいるお母さんのコロナに対するお言葉。

「私達は、歩き出さなきゃいけない。
　立ち止まっていたらいけない。
　怖がって守るだけもいけないし、
　何もしないで動かないでいる事は良くない。」

コロナだけでなく色々な意味にも通じる勇気をもらえた。
「歩き出さなきゃいけない」、そのとおりだと心から思う。