荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

白洲正子の巻。

2017年01月10日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




松屋銀座8階で開催中の【特別展 白洲正子ときもの】を見て来ました。



帯同者は呉服屋の女将さん。

会場には白洲正子が着た和服の他、アクセサリーや小物、果ては家具迄展示されておりました。

感想は『カネ持ちに生まれて良かったね~』ってトコ。

戦中・戦後、ニッポン人のほとんどが困窮にあえいでいる中、贅沢三昧。

おまけに88歳迄長生き出来た訳ですから、これ程幸せなヒトもそうそう居ません。

又、亭主・白洲次郎もホントに幸せだったでしょう。

こちらもカネ持ちに生まれ、徴兵迄逃れられたのですから。



カネ持ちに生まれれば、ボーっと生きていたって憧れの的になり、こうしてエキシビションも開催してくれるのです。

つくづくこの世は不平等ですな。

【格差社会】・・・、まぁ、それが正しい形ではありますけどね。



あ、意外でしたが白洲次郎は和服を1着しか持っていなかったそうです。

そういえば和装のイメージはないですね。



『金持ちがどんなにその富を自慢しているとしても、彼がその富をどんなふうに使うかが判るまで、彼をほめてはいけない』ソクラテス(古代ギリシアの哲学者・BC469~BC399)

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