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2011年に公開された【ワイルド7】を観ました。
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厳密に申しますと“ながら観”ですが。
もの凄ぇ酷評を受けた今作ですが、“映画鑑賞界の悪球打ち・岩鬼正美”と呼ばれる僕からしますと、まぁまぁでしたね。
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むしろハリウッドで製作・公開した方が良かったかも。
ヒト殺しを異様に嫌がる、脳内お花畑ニッポンより『力こそ正義』ってコンセプトを受け入れやすい米国に向いていると思いました。
1970年代のドラマ版に比べても、かなりソフィスティケートな出来。
ドラマ版は『お前たちを退治する』って言って、悪党を撃ち殺したあと、みんなでヘラヘラ笑ってましたから。
ありとあらゆる、殺人を伴う悪党成敗物語の中で殺害後ヘラヘラ笑うのは、この作品のみでしょう。
さて、この【ワイルド7】、原作マンガの人気も高い様ですが、僕は残念ながら未読です。
ドラマ版も実はほとんど観た記憶がありません。
主題歌は大好きでしたが。
肝腎の映画版、銃撃戦やアクションはかなり良かったです。
ただ、ワイルド7のメンバーが殺される事もなく確捕されていくシーンは少々物足りませんでした。
『ここはオレに任せて、お前は先に行け~~~
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全体的に退治シーンが少ないのが残念です。悪党はどんどん殺しゃ良いんですから。
あとこの作品に限りませんが、リメイクの場合はなるべく旧作の主題歌を使って欲しいんですよ。
【ヤッターマン】や【電人ザボーガー】はソコで成功していると思います。
また、劇中の音楽が、僕の大好きな刑事ドラマ【BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係】の音楽に似てるなぁ、と思ったらおんなじヒトでした。
でも、改めて申しますが、そんなにつまらなくはないっすよ。
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それにしても、深キョンはいいオンナになったもんだ。
ドラマ版第20話【殺してやる!!】…よくもまぁ、こんなタイトルを付けられたモンです。良い時代でした。
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『一人殺せば悪党で、百万人だと英雄だ。数が殺人を正当化する』チャールズ・チャップリン(英国の俳優・1889~1977)