2017年1月期ドラマも出揃いましたね。
それでは今期、一回でも観たドラマのレビューをば。
内容については、全てウィキでもご覧下さい。
■嘘の戦争
【銭の戦争】に続く【草彅剛・復讐シリーズ 第2弾】だそうです。
なんか、草彅クンのお芝居って飽きたな~。
木村拓哉って『キムタクのお芝居っていつもおんなじ~』って言われてるけど、それってお芝居の方法論が一緒なだけで、お芝居そのものは上手いと思うんです。
おまけに発注サイドも『キムタクのお芝居』ってモノを求めている訳だし。
それに比べると、草彅クンはお芝居の幅はあると思うんだけど、そんなに上手くない気がしてきたんですな。
内容は語るほどのモノではありません。
口は悪いけど情に厚い仲間、これでもかのおカネ持ち、優しい孤児院の園長、と登場人物も既視感バリバリ。
水原希子には全く魅力を感じませんし、唯一のターゲット・山本美月ちゃんも、な~んか顔が変わっちゃってるし。
視聴脱落必至でしょうな。
初回視聴率は11.8%。
■カルテット
松たか子・松田龍平・満島ひかり・高橋一生という豪華な顔ぶれです。
もっとも僕は松たか子が嫌いなんすけどね。
苦労知らずの松たか子苦労人・満島ひかり・・・。
苦労し過ぎて、満島ひかりの顔の大きさは、松たか子の半分になっちゃいました。
さて、キャストに呼応する様に、ドラマ作りも映画風であります。
第1話の演出は土井裕泰とかいうヒトで、TBSのリーマン演出家。
とはいえ、【ハナミズキ】・【麒麟の翼~劇場版・新参者~】・【映画 ビリギャル】等、映画も監督しております。
このドラマ、色恋&サスペンスという、なかなかオトナの鑑賞に耐え得るジャンルかも。
高橋一生は以前からキていますが、今年、ホントにキそうですね。
あと、『唐揚げにレモン』ネタは面白かったです。
初回視聴率は9.8%。
過去の関連記事。
桐野夏生の巻、みたび。
<追記>第2話も観ました。松たか子の不思議ちゃん芝居&発声が、鼻につきまくり。このヒトには無理な役です。
■東京タラレバ娘
アラサーオンナ3人の恋愛事情ドラマ・・・なんでしょうな。
それにしても、なんとダサいタイトルなのか。
別に『アラサーオンナを【娘】って呼ぶんじゃねぇ!』と言いたい訳ではありません。今更。
それにしても、吉高も落ち着いた役を演じる様になったな~。
その昔、おんなじ感じを稲森いずみにも持ったものです。
吉高が住んでるアパート、【脳内ポイズンベリー】の古川雄輝が住んでたのと同じでしたね。
主人公が住むトコを見つけるヒトも大変だろうな~。
とくべつ面白くもありませんが、榮倉奈々ちゃんが出ているので、もうちょっと観ようかな。
初回視聴率は13.8%。
■就活家族~きっと、うまくいく~
第1話だけしか観ておりませんが、今後どうなっちゃうのかな~、とは感じました。
お父さんの三浦友和もリストラされちゃいそうだし。
就活中の息子役・工藤阿須加とかいうヒトは、【家売るオンナ】に出てましたね。
つまらなくはありませんが、な~んか身につまされるネタです。
その割に、銀行のバカ息子ひとりが会社存続のキーパーソンになっちゃう、というリアリティ皆無なストーリーでもありました。
ま、僕は世間のヒトと違い、前田のあっちゃんのお芝居を評価しておりますので、ソコは観るべきポイントかな、と。
てか、工藤阿須加とかいうヒトって、工藤公康の息子なんだ~!
コレがいちばんのインパクトです。
初回視聴率は11.0%。
過去の関連記事。
もらとりあむタマ子の巻。
■嫌われる勇気
狂ったフジテレビジョンは、アルフレッド・アドラーの【嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え】を、無理矢理刑事ドラマにしちゃいました。
内容は一匹狼のオンナ刑事と、それに振り回される若いオトコの刑事の物語。【アンフェア】みたい。
変人の犯罪心理学の先生も登場、もちろん警察に協力するって図です。【ガリレオ】みたい。
当然、主人公を目の敵にする同僚も、オンナの監察医も登場します。
丸山智己や升毅・正名僕蔵といったメンツも既視感バリバリ。
年がら年中タブレット持った現代っ子刑事も登場します。
ちなみに、彼女たちの所属は【捜査一課8係】。て事は【相棒シリーズ】のイタミンたちの隣ですね。
う~ん・・・。
ベーシックにやらなくちゃダメなのは分かるんだけど、もう少しヒネれないかな~。
とりあえず、フジテレビジョンの過去のピースをかき集めて仕上げてみました、ってシロモノです。
最終回の犯人は椎名桔平かな~。
第1話のタイトルは【最強アドラー女子が始動!勇気の心理学で連続殺人の謎を解け】。
別に『アラサーオンナを【女子】って呼ぶんじゃねぇ!』と言いたい訳ではありません。
香里奈のM字開脚を語りたい訳でもありません。今更。
あと、いちいち出てくる明朝体の文章も不要です。ウザい。
初回視聴率は8.1%。
■特命係長 只野仁
AbemaTVオリジナルとして“特命係長”が帰って来ました。
いや~、もう二度と新シリーズの放映は無いと思っていたので、嬉しいですね~。
ネット配信なので、お色気度もアップ!とか記事には書いてありましたが、全然ソフトなもんです。
でも第2話で三上悠亜ちゃんが出てました!
分かってますな~、スタッフ~!
■A LIFE~愛しき人~
【エーライフ】だと思ってたら【ア ライフ】なんすね。
飯島女史は木村拓哉に、刑事役と医者役は演じさせなかったのですが、彼女の退社により遂に医者役をやる羽目になりました。
もちろん、天下のキムタクが演じるのですから、人情町医者モノ・・・の訳がありません。
天才外科医です。
舞台は大病院です。
いや~、共演も実に豪華。
映画並みと言っても過言では無いでしょう。
ただ、それだけ。
他に観るべき要素はゼロに等しいです。
菜々緒が脱ぎ脱ぎしてくれたら、話は別ですが。
初回視聴率は14.2%。
『人生は遠き古より、遙かなる未来まで、真個にこれ奇幻を極めたる一大ドラマたり』北村透谷(ニッポンの評論家・1868~1894)
過去の関連記事。
ドラマの巻。
ドラマの巻、ふたたび。
ドラマの巻、みたび。
ドラマの巻、よたび。
ドラマの巻、いつたび。
ドラマの巻、むたび。
ドラマの巻、ななたび。
ドラマの巻、やたび。
ドラマの巻、ここたび。
ドラマの巻、とたび。
ドラマの巻、拾壱たび。
ドラマの巻、拾弐たび。