米国映画【ザ・コンサルタント】を観ました。
表の顔は会計士、裏の顔は殺し屋、おまけに自閉症、というスペック満載の主人公をベン・アフレックが演じております。
数字&バイオレンス・・・、まるで北野武みたい。
まぁ、内容はウィキでも読んで下さいな。
いや~、何より凄かったのがベン・アフレックの超几帳面ぶり。
食事に使う食器は、全てワンセットしか持っておりません。
上手く孤独が強調されておりました。
もちろん、お薬を飲む時間も決まっております。
また、BOSEのCDラジオがカッコ良い!
このCDラジオ、超几帳面な僕の友だちも持ってますね。
ベン・アフレックは、アジトとしてキャンピングカーを所有しているのですが、これがまた最高に綺麗に整理整頓されております。
ワードローブには、おんなじ服がズラリ。
カッコ良過ぎます。
おまけに、弁当迄持参しちゃう細やかさ。
数多居る殺し屋の中でも、弁当持ってくのは、このヒトと中村主水位でしょう。
あと、ベン・アフレックが、ためらいなくバスバス拳銃を撃つのが非情で良かった。
映画自体はシンメトリーな画が多く、非常に綺麗に仕上がっておりました。
映像迄几帳面だった訳ですな。
【仁義】・【レオン】・【イコライザー】・・・。
孤独な殺し屋たちは、皆、几帳面&シンプルライフでした。
命を奪う仕事ゆえ、余分なモノは要らない、己の命さえあれば良い、という表れでしょう。
この映画、ミニマリスト云々言ってる連中の、ハートを鷲掴みにするのは間違いありません。
『私は、時間厳守、整理整頓、勤勉の習慣なくして、また、一時に一つの事に専念するとの決意なくしては、私のしてきたことを決して成し遂げられなかった』チャールズ・ディケンズ(英国の小説家・1812~1870)
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若き日の有吉弘行の部屋。殺し屋には程遠いですな。