荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

タクシー運転手 約束は海を越えての巻、20220519。

2022年05月19日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
GYAO!にて韓国映画「タクシー運転手 約束は海を越えて」を観ました。
タダなので全く期待していなかったです。
最初はコメディ寄りかな、と思って観てましたが、全然違います。
重い重い。
しかし、この作品は全世界のヒトが観るべき作品です。
おカネも手間暇もかかっているのが良く分かる。
詳細はWikipediaをご参照下さい。
後半は号泣しました。
嗚咽すら漏れました。
映画を観て、これ程泣いたのは久々でした。
最後にこの作品が実話である事が判明します。
映画冒頭に
「この作品は実話です」
なんて宣う作品が多い中、素晴らしい演出でした。
僕はそれ程、韓国映画を観てはいませんが、まず外れが無い。

「猟奇的な彼女」
「アジョシ」
「バービー」
「10人の泥棒たち」・・・。

なぜ、ニッポン映画は駄目なのでしょう。
おカネがないから?
仕事の出来る監督やプロデューサーがいないから?
製作委員会が喧しく口を出すから?

この作品は1980年の韓国の闇を描いています。
民主化に至る闇を描いています。
自国の闇を、こうして映像化し世界に知らしめた功績は偉大だと感じます。

もう一度言います。
この作品は全世界のヒトが観るべき作品です。


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