大きな声で言えなかったことを言う
「いないことが 信じられない 会いたくて苦しい!」
と言った。
一人で酔っていた昨日の夜。
うんざりするような夫と結婚したのは何か意味があったんだろう。
大きな時間軸の中で
私が「そう選択した」のは
軽々しく
浅く考えついたのは
きっと
この先の未来に何か影響する
だから
嫌いでたまらない夫との結婚を選択したこと
生涯かけて追いかけていた彼
神聖で 絶対の彼
手に入れられなくても
遠くでずっと愛し続けているから
と確信して
現実生活とは離れた場所から愛してきた彼
いつか
彼が私を本当に必要としてくれる日が来て
私は 全てを捨てて
全ての現実を抹消して
彼の元に・・・
そんな夢
いつかいつか
そんなことしていると
時間は容赦なく ザクザク進んで
彼を先に連れ去って
時空で考えたらほんのわずかな誤差
私が彼に追いつくまではきっと「微差」くらいの
定規で時空は動いているんだろうけど
この微差が辛いんだな
頭の悪い自分ばかり可愛がるとっちゃん坊やの夫と
この先の微差を生きなければならないのは私の軽率な選択の罪??
いや
一緒の時間を生きる気はない
今 すでに一緒に生きてるわけではないし
自分だけ良かったら
責任なんか放置で
誰かがやってくれたことに乗っかって生きる
そんな夫を軽蔑し
眉間にしわ寄せて・・・
他人なら・・・
調子ばかりよく あんたはうまく生きてるつもりでも
誰からも相手にされなくなる
それは仕方ないわ。あんた自身のせいだわ。
自分ばかりが虐げられて無視されて
うまく使われてる被害者だ!
と言う主張を繰り返したって
誰が助けたいと思う?
あれを頂戴これも頂戴と言っても
自身が誰にも何も与えなければ
誰が手をかす?
と、一暼でスルー
・・・しかし戸籍上自分の夫だ・・・・
干渉せず 接触せず 平穏無事に
スルーできたなら
私の人生修行の意味があるのかも