振り向けば大宮の夜が明ける。 少し変わった角度から眺めるの!

大宮在住。
伸び行く大宮市、
その時々の目に留まったことなどを楽しくユーモアも交えて
書きたいと思います。

全ての物差しが新しくなった文明開化!

2018-07-15 10:33:55 | ブログ

 

 

 

 

 こんにちわ、国立技術博物館、おっと間違えました。

ここは国立科学博物館から今回も文明開化のあっけにとられるような見事さをとてもシンプルに

紹介したいと思います。

静かな革命の裏には、変革の準備が用意周到にできていた。

その時を待っていた人々の層がとても厚かった。

太平の世の中からものつくりの巧妙な技法が生まれ、今までの風習のない新しい制度を作るには、

困難の至極だったと思いますが、やはり機動力のあるデコイチをみんなで動かしたんですね。

 

 

 

 

長さ、重さ、時、暦、貨幣。

全ての物差しが新しくなる。

殖産産業を掲げた明治政府の最重要課題は、世界の進んだ知識や技術を導入し、

海外との貿易を行うことだった。

そのためには、欧米諸国に合わせていろいろな制度を整えて、共通した基盤を

作らねばならなかった。

最優先で整備しなければならなかつたのは、

最も基本的な貨幣、計量、暦や時法などの基準や制度であった。



 

 

 鉄道駅に設置された西洋時計

 正確なダイヤで鉄道を運航するためには正確な時計が必要。

暦と時間

江戸時代には、月の満ち欠けを目安とする太陰太陽暦を用いた生活が営まれていた。

明治になり、欧米と同じ太陽暦が採用れた。

旧暦(太陰地陽暦)の明治5年12月3日が新暦(太陽暦)の明治6年1月1日となった。

改暦と同時に、それまでの不定時法に代わり定時法も採用された。

 

 

 

 

 

 

 

 

1871年(明治4年9開業 大坂造幣局

 大坂造幣局を設置し、欧米の技術を導入し、新たに貨幣製造を始めた。
 
 
 
 
 

1871年(明治4年)9開業 大坂造幣局

海外から造幣機械を買い入れて、金、銀、銅貨を製造した。

 

 貨幣の統一

1871年(明治4年)政府は新貨条例を公布した。

欧米の貨幣制度に合わせて、金貨、銀貨、銅貨を新しく制定した。

そして、貨幣の単位「円、銭、厘」を十進法で表して分かりやすくした。

 

 

 

 

 上が反物を計る時の尺のものさし

下が大工さんの使う尺のものさし

 

 

 

 

 呉服屋の尺と大工の尺は違っていた。

江戸時代は職業によって1尺の長さが違っていた。

 1875年(明治8年)国内の度量衡を統一した。
 
 
 
 
 

1885年(明治18年)メートル条約加盟

 メートルm

キログラムkg

1尺は30.3センチメートルcm

1升は1.8リットルℓ

1貫は3.75キログラムkg

 

 

 

 

 アーク灯

 アーク灯の光はとても眩しかったので、白熱電球が発明されると、しだいに使われなくなった。

(電気が流れている回路のスイッチを切ると、その瞬間に火花が飛ぶ現象を利用して作ったが

普及は遅れて発電機の発明後だった。)

 

 

 

 
 
 
 
 
 

 

銀座のアーク灯

1882年(明治15年)11月1日銀座通りにアーク灯がともされた。

あまりの明るさに人々は驚いた。

工場にもアーク灯が説地されるようになり夜間労働も行われるようになった。

 

 

 

 

 日本の男でした。

 

 

 

 あれから桜が何十回咲いたのでしょう!

 

 

ここまで読んで頂いて本当に有難うございました。

上野不忍池の蓮が美しく咲いています。

 

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