ゆら~~り、ゆら~~り、春を告げる風に揺れている
のは、懐かしの, あい、あい、
愛, 藍、そう藍染よう===!
歴史と民俗博物館の右側入り口から左通路に入り
ますと昭和レトロの広場「昭和の原っぱ」があります。
この広場からゆめ体験広場の手作りコーナーに
玄関を通らずに入れます。
レトロな車の前を通って、自動ドアで開くガラス戸を
入ります。
テラスから入る感じかな。
おじゃましま~~す。
快適なスペースで藍染めハンカチ作り体験!
短い時間で簡単にあなたの創作物がゲットできる!
テーブルの上に広げてあるのは藍染めハンカチの見本
です。
これを真似て作るだけのイージーなハンドメード。
エッ、200円?
コーヒー一杯よりも安いなんて!
歴史と民俗博物館からお送りします。
テーブルの上には。
洗濯バサミ、割り箸、輪ゴムなどが用意されています。
ジャ~~ン、やってみたかったの?
まずは、指導員の方がボードを示して簡単な説明を
して下さいます。
藍染めの基本は、藍の染み込んだ藍色と、
防染した部分の白色とのコントラストの美しさです。
タデアイという木の葉を使います。
大きな葉っぱです。
藍染めは、
蓼藍(たであい)と呼ばれる植物を原料とする染色方法。
藍色の染料の入った藍がめ
藍染めは木綿と相性が良く、労働着や普段着を初め、
日本人の生活文化に深く溶け込んでいます。
藍の色は、日本を象徴する色、
「ジャパン・ブルー」とも呼ばれています。
埼玉県では、江戸時代から明治時代にかけて、広く
栽培され、糸染や形染めが盛んに行われてきました。
上の赤いサークルが糸染地域。
熊谷市、羽生市地域。
下の赤いサークルが型染め地域。
川口市、草加市地域にあたります。
●藍染めハンカチの作り方
この見本デザインに決めた!
まず最初にテーブルの上にある見本のデザインの中から
自分の好きなものを選択します。
木綿のハンカチ200円を入れて、
費用はたったの200円です。
木綿のハンカチを広げて4等分にして
半分に折った物です。
それをまた3等分にして正方形に形作ります。
その端を爪で押して印をつけます。
ハンカチを裏表に交互に返しながら、三角形を形作って
折っていきます。
指は角質が老化しているのでぼかします。(笑)
中央から左側、右側へと洗濯ばさみで挟みます。
2本使います。
洗濯ばさみの裏側の彫はデザインが違うのが
面白かったです。
同じ洗濯ばさみを選びました。
①しめし
藍がしっかりと染まるように、
しばらく水に付けて置きする作業を「しめし」と言う。
水から出したら、水きりをし、その後に
絞った所を一枚一枚丁寧に開き風を入れる。
染色がムラになるのを防ぎ、
均一に藍色が染まるようにするため。
この間にエプロンと手袋をします。
②染め
藍がめにハンカチを入れる時の注意は、
ハンカチを手から離さないように、
落としたら藍がめの底から拾うのが大変です。
またハンカチを中にキチンと沈めて,
端が出ていないようにする事。
中に十分にハンカチを沈めた後には、
藍色が隅々まで行き渡るように、折り目を広げ
たり、手で軽くハンカチをモミモミします。
染めムラを防ぐためです。
輪ゴムや洗濯バサミが取れないように気を付ける事。
時間は2分間です。
2分間が経過し、ハンカチを藍がめから出します。
染めたばかりの藍は、黄緑色や緑色をしています。
③空気酸化
藍がめからハンカチを出した後、
折り目を開き、空気に触れさせて
約2分間空気酸化を行なう。
ハンカチを一枚一枚開くと
白い部分が空気に触れて藍色に変化していく。
全体の色が藍色に変化するまで2~3分間
空気酸化をしていく。
④あくとり
ハンカチに着いた藍色のアクを取り除くため、
ハンカチをを水の中に入れる。
軽くすすいだ後に、輪ゴムや洗濯ばさみを取る。
ハンカチを広げて、空気に触れると
ドンドン青くなっていきます。(空中酸化)
あんまり良く絞らずに上から押しただけでした
ので、この様にムラが出来てしまいました。
う~~ん、これでもご愛嬌です。
ハンカチを大きく広げた時の嬉しさ分りますか?
「うれしい~~~!」と叫びました。
だって小学生の時以来ですもの・・・・・
うれしか~~~~~!
小春日和の風がサラサラと流れている中に
干します。
ああ、なんて素敵な光景でしょう!
昭和時代は竹かけでした。
昭和の原っぱはタイル張り?
この藍染めは中にビー玉(丸いガラス珠)を入れて
ゴムでしっかりと縛りました。
しっかりと結ぶないと藍色が逃げます。
なんと5回輪ゴムで均等に止めますとこのように
大輪になります。
長さを短くしたり長くしたりしたら
また面白いデザインに。
みんな、これよりも上手く作りましょう。
しっかりとゴムを巻き付ける。
これはよりながらハンカチを巻き付けるだけです。
この藍染めは難易度が高そうです。
その他に自分で自在にデザインしてもOKだそうです。
ボランティア活動団体からのプレゼント品が
籐かごの中にありました。
模様でいっぱいな傘の色紙作りが沢山揃っています。
1ついただきました。
傘の楊枝をクルクルと回すと?
「(^^♪蓼食う虫も好き好き!🎵♬」
エッ、何か聴こえてきました。
ハンカチの端と端を結ぶだけでこの通りになる。
ぬくもりのある暖かさがお部屋のコーナーにあると
安心感が伝わってきます。
さあてと、まだまだ挑戦をしますよ。
なが~~いお付き合い有難うございました。